平成2223

利用者各位 

生命科学複合研究教育センター長     

佐藤 真     

多光子顕微鏡の説明会のご案内


この度,生命科学複合研究教育センターを主体として実施している「脳機能ネットワークの形成・発達の解明とその活用」プロジェクトにおいて購入した多光子顕微鏡(ZEISSLSM710 NLO)がライフサイエンス支援センター・バイオ実験機器部門に設置されました。この顕微鏡は赤外パルスレーザを使用することにより組織表面から数百マイクロメートル下までの蛍光画像を取得することができ,サンプルによっては1mmもの深さにある蛍光色素を励起することが可能です。また,レーザーにより励起されるのは焦点面のみであるため,焦点面以外の領域の退色を極力回避できます。

つきましては,当装置の説明会を下記のとおり開催いたします。但し,今回導入された多光子顕微鏡は機器の操作のみならず試料作製においても使用者の熟練が要求されます。そのため,本説明会では多光子顕微鏡の概略や実際の使用例を中心としたセミナー形式の説明会を行います。具体的な装置の使用方法についての説明はありませんが,希望者には装置を見学していただきます。

当面、多光子顕微鏡は「脳機能ネットワークの形成・発達の解明とその活用」プロジェクトを中心に使用する予定ですが、学内参加者を対象に、今後の使用希望や要望等のアンケートを行い、今後の運用に関し検討いたしますので、この顕微鏡に興味のある方,また,使用を希望される方は是非ご参加ください。

<多光子顕微鏡説明会>

日 時 : 平成 2232日(火)午後400 530

場 所 : 研究棟3階大会議室 (松岡キャンパス)

内 容 : 多光子顕微鏡の概略及びその使用例

(カールツアイスマイクロイメージング株式会社)