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 活動報告



FMHS News Letter

2018FMHS News Letter  →no.6(2018.06.20発行)  →no.7(2018.07.21発行)

2017FMHS News Letter  →no.5(2018.03.28発行)

 2016FMHS News Letter  →no.3(2016.07.21発行)  →no.4(2017.03.27発行)

 2015FMHS News Letter  →no.1(2015.07.26発行)  →no.2(2016.03.25発行)



2018FMHSインテンシブコース

7月21日(土)開講式・第1回インテンシブコース

 グローバルサイエンスキャンパス事業「生命医科学フューチャーグローバルサイエンティスト育成プログラム−“Fukui Medical High School”としてのRole Model創成−」が2018年度もスタートしました!5月末から受講生募集を開始し、福井県内はもちろん、石川県、神奈川県、埼玉県、茨城県からも多数の応募があり、2018年度のFMHSは新入生59名を迎えることとなりました。7月21日(土)にはFMHS開講式が開かれ、この日出席した受講生53名は、FMHS校長の上田 孝典先生、FMHS教頭の飯野 哲先生から激励の言葉を聞き、これからの多彩なプログラムに期待を寄せていました。
 開講式終了後、上田先生による基礎講義「臨床医からみたヒトと医学」が行われ、休憩をはさんだ後、「受講生交流会」が行われました。飯野先生からプログラムについて説明を受けた後、受講生は6つのグループにわかれ、昼食をとりながら「受講生討論会」を行いました。それぞれの自己紹介を交えながら和気あいあいとした時間を過ごし、親睦を深めました。その後、子どものこころの発達研究センター 友田 明美先生による女性研究者講義「こころの科学」、医学部解剖学の飯野先生による基礎講義「ヒトの体を学ぶ」、基礎実験実習「ほ乳類の臓器を学ぶ・観察するT」を受講し、第1回インテンシブコースを終えました。



 

 

 


7月28日(土)第2回インテンシブコース

 1時限目は、医学部応用言語学の藤原 哲也先生による基礎英語演習「英語で科学」で一般英語と科学英語の基本的な違いを具体例から確認し、科学における英語の重要性を学びました。2時限目の医学部腫瘍病理学 小林 基弘先生による基礎講義「がんの科学」ではがんの移転メカニズム、3時限目の医学部分子生体情報学 山田 雅己先生による基礎講義「神経細胞の生物学」では神経細胞の異常に伴う精神・神経疾患や発達障害に至る過程の説明を受けました。4時限目は、教育学部生物学 西沢 徹先生の基礎講義「生物学の基礎(生物界の多様性と共通性)」で生物界全体を俯瞰し、さまざまな生物が生活の場としている環境の特徴について学びました。5時限目の基礎実験実習「細胞の構造について」では、FMHS教務 前田 桝夫先生の指導のもとニンジンを薄く切り、顕微鏡を操作して細胞を科学的にスケッチしました。

 

 

 


8月4日(土)第3回インテンシブコース

 1時限目は語学センターの渡邉 綾先生による基礎英語演習「英語論文の構成」で、受講生はいくつかのグループにわかれ実際の英語科学論文を読み、グローバルサイエンティストに必要な英語力について考えました。2時限目の医学部生命基礎科学の飯田 礼子先生による女性研究者講義「生命医科学と研究倫理」では、細胞内小器官ミトコンドリアについて学び、研究者と社会との関わりなど、研究倫理についての説明を受けました。3・4時限目は、医学部脳機能学の深澤 有吾先生による基礎講義「神経系のはたらきと構造」、基礎実験実習「脳とニューロンの観察」でした。講義では肉眼で見る脳の構造と機能分担、顕微鏡を使用して初めて見える「脳の細胞と神経回路」について学び、実習では、脳を構成している神経細胞等を光学顕微鏡で観察しました。

 

 




8月8日(水)理化学研究所研修

 兵庫県神戸市にある理化学研究所生命機能科学研究センター(BDR)にて研修が行われ、24名の受講生が参加しました。生命機能科学研究センターの概要説明を聞いた後、染色体分配研究チームの北島 智也チームリーダーによる講義「卵子の老化を科学する」、発生エピジェネティクス研究チームの平谷 伊智朗チームリーダーによる講義「発生学とエピジェネティクスと私」を受講し、最新の研究動向を学びました。次に、参加者は3班にわかれて、センター内の研究室やギャラリーを見学しました。普段なかなか入ることのできない理化学研究所での研修は、参加者にとって貴重な体験となったようです。

 


8月18日(土)第4回インテンシブコース

 お盆休みを挟み2週間ぶりの開催となった今回のインテンシブコースは、医学部薬理学の青木 耕史先生による発展講義「医科学における創薬」から始まりました。医療に不可欠である薬の研究の進歩について学んだ後、2時限目の工学部生物応用化学の小西 慶幸先生による発展講義「脳発生の化学」では、最近の知見を交えながら複雑な脳の回路形成を学びました。3・4時限目は、医学部統合生理学の松岡 達先生による基礎講義「心臓機能の科学」、基礎実験実習「心臓機能の実習」が行われました。血液のポンプである心臓の様々なしくみを学んでから、モルモットの心臓を用いて心電図と左心室圧を測定しました。

 




8月25日(土)第5回インテンシブコース

 1・2時限目の福井県立大学生物資源学部の村井 耕二先生による特別講義「ゲノム科学と品種改良」では、ゲノム科学の基礎、さらにゲノム科学が農作物の品種改良の現場へ与えている影響を学びました。3・4時限目は、医学部ゲノム科学・微生物学 定 清直先生の基礎講義「感染と免疫」、基礎実験実習「細菌学実習」が行われ、ヒトに感染する微生物と自分たちの体を守る免疫の仕組みについて学び、光学顕微鏡を用いて様々な細菌の姿と特徴を観察しました。

 

 


9月22日(土)第6回インテンシブコース

 1時限目、工学部生物応用化学 沖 昌也先生による発展講義「工学から染色体を探る」では、工学の視点からエピジェネティクスについて学び、2時限目は医学部解剖学 尾内 隆行先生による基礎講義「脊椎動物の起源:形態進化とその遺伝的背景」で、相同性という概念がどのように動物進化の理解に使われてきたかを学びました。3時限目、高エネルギー医学研究センター 清野 泰先生の発展講義「放射線の生命医科学応用」では、生命医科学分野での放射線の利用について概説を聞きました。午後は、医学部解剖学の飯野 哲先生による基礎実験実習「ほ乳類の臓器を学ぶ・観察するU」、FMHS教務 前田 桝夫先生による基礎実験実習「ヒト染色体について」の実習2本立てでした。

 

 


10月20日(土)第7回インテンシブコース

 1・2時限目、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医薬理学研究室の堀 正敏先生による特別講義「獣医学における病態研究」では、獣医学の歴史や、実際の研究例を交えながら獣医学と医学の接点と相違について学びました。3時限目は、現役医学生による若手研究者講義「アルコールの医学」でした。アルコールに関する基礎知識や悪影響について科学的な観点から学んだだけではなく、受講生と年齢が近いこともあり、研究を始めたきっかけや今後学習を進めていくうえでのポイント等を話していただきました。お昼休みには、第3期アドバンストコース受講生より、10月7日・8日に東京で行われた「全国受講生研究発表会」の参加報告が行われました。4時限目、医学部統合生理学 竹田 有加里先生の若手研究者講義「米国大学での経験談〜研究者としてのキャリアパス」では、米国大学で研究を始めたきっかけから現在に至るまでの経験を研究内容と共に話していただきました。今回、午後の実習は行わず、研究に関するグループワークと発表「スピーチ大会」を開催しました。高校で研究していることや過去に参加した海外研修での体験談、みんなに知ってもらいたい自分の好きなことについて発表してくれる受講生を募集したところ、発表者12名(ペア含む)、10件のスピーチが集まりました!1件につき発表時間は5分間とし、発表者は各自パワーポイントを用いて受講生の前で熱く語り、自分の発表に対するコメントが書かれた“いいね!カード”を受け取りました。司会進行やタイムキーパーも受講生が担当し、終始活気あふれるグループワークとなりました。

 

 


11月4日(日)第8回インテンシブコース

 1時限目、医学部染色体機能学 本田 信治先生による発展講義「遺伝情報の理解」では遺伝情報を解読する革新的な技術のはじまりと普及について、いくつかの事例を交えながら学びました。2時限目は医学部内科学 細野 奈穂子先生の女性研究者講義「白血病と医学研究」で、最先端の研究や創薬の問題点、“bench to bedside”の現状を学びました。3時限目からは、医学部分子遺伝学 菅井 学先生の基礎講義・実習「分子遺伝学:分子生物学」でした。講義では分子生物学の歴史や遺伝子を解析する手法と意義を、実習ではDNA解析の基礎を学びました。
 今回で受講生が集まる講義・実習は終了し、今後は自主研究に励んでもらい、3月のポスター発表となります。

 

 


12月22日(土)・23日(日)大阪大学研修

 大阪府吹田市にある大阪大学蛋白質研究所にて2日間にわたり研修が行われ、27名の受講生が参加しました。研修1日目、お昼ごろに研修参加者が集合し、大阪大学蛋白質研究所 ゲノム染色体機能研究室の篠原 彰先生による講義から研修がスタート。講義では遺伝子について・遺伝子とガンの関係について等を学んだ後、ラボを見学させてもらい、光学顕微鏡を用いてヒトの染色体を観察しました。ラボには多くの実験器具があり、今まで見たことのないような大きさのフラスコやビーカーに受講生は驚いたそうです。
 研修2日目、午前中は大阪大学医学部の内科学講座老年・総合内科学 樂木 宏実先生と、解剖学講座神経機能形態学 佐藤 真先生による講義を受けた後、昼食をとりながら大阪大学のTA(学部生・研究生)とともに英語によるラウンドテーブルを行いました。英語による会話のため最初は緊張してなかなか話すことができなかった受講生も、大阪大学TAのサポートもあり徐々に緊張がほぐれ、最終的には全員が会話を楽しむことができたようです。

 




12月22日(土)・23日(日)大阪大学研修

 3月27日に成果発表会が行われ、第3期アドバンストコース受講生、第4期インテンシブコース・アドバンストコース受講生は、これまでに取り組んだ医学や生物学、自分の興味のあるテーマについての研究成果を披露しました。第3期アドバンストコース受講生は、スライドを使用しての英語による口頭発表を行ったのち、ポスター発表(日本語)を数回行いました。第4期受講生は、英語による口頭発表ではよく理解できなかった部分をポスター発表の際に積極的に質問するなど、先輩受講生の研究内容に興味津々でした。また、成果発表会出席者の前で堂々と英語で発表する先輩受講生の姿を見て「英語をもっと使いこなせるようになりたい!」と話す第4期受講生が多かったです。第3期受講生による研究発表のあとは、サンディエゴ国際学会とカンザス大学研修の報告会を行いました。たくさんの写真と、時折クイズをまじえながらの報告会は笑いが起こる場面もあり、海外での経験がとても充実したものだったことが伝わってきました。第4期受講生は、発表説明7分間+質疑応答3分間をそれぞれ2回行い、生命医科学に関するものだけではなく、これまで高校で研究してきた内容や自分の興味のあることなど、発表テーマは多岐にわたり、充実した発表会となりました。最後に、受講生のこれまでの長きにわたるFMHSでの活動と研究者としての成長を評価し、第4期インテンシブコース受講生には「フューチャーサイエンティスト」の称号を、第3期・第4期アドバンストコース受講生には「フューチャーグローバルサイエンティスト」の称号が付与され、2018年度FMHSのカリキュラムを終了しました。

 

 









2017FMHS(2017.7月〜)活動の様子

2016FMHS(2016.7月〜)活動の様子





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