福井大学医学部第三内科（正式名は福井大学 学術研究院 医学系部門 医学領域 病態制御医学講座 内科学（3）分野といいます）のホームページへようこそ。私は2012月12月より第三内科の教授を務めております、石塚 全（いしづか たもつ）と申します。
　福井大学医学部第三内科は、附属病院の診療では呼吸器内科と内分泌・代謝内科の診療を担当しており、呼吸器内科長と内分泌・代謝内科長を私が兼任しております。病棟のセンター化に伴い、それぞれ呼吸器センター、生活習慣病センターに属しています。現在、第三内科に所属する医師は39名、大学勤務24名（産休・育休中2名を含む）です。15名の医師が病院長や勤務医として福井県内で活躍しており、1名が県外の病院に勤務しています。第三内科の総力を結集して、魅力ある教室づくりを目指しています。教室には17名の女性医師が在籍しており、女性医師が働きやすい環境が整っています。大学院生は1名（女性）で、診療業務と研究を両立しています。
　呼吸器内科では、肺がん、びまん性肺疾患、COPD、喘息、呼吸器感染症などを幅広く診療しています。なかでも、高度な気管支鏡技術を駆使した肺がん診断・治療、呼吸器インターベンション、間質性肺疾患（膠原病関連を含む）の診断・治療、重症喘息の治療などを得意としております。内分泌・代謝内科では、多くの糖尿病患者の診療とともに、下垂体、甲状腺疾患、副腎疾患などの内分泌疾患も積極的に受け入れています。
　第三内科の担当する呼吸器内科、内分泌・代謝内科領域は、高齢化社会を迎え益々患者数の増える領域であり、診療レベルの向上と大学の使命である臨床研究、学生・研修医教育の充実を目指して、教室員全員が頑張っています。
　当科の若い医師や、今後当科への入局を考えておられる医師、学生の皆さんには、各領域の専門医を目指すと同時に、まず内科医としての研修、実力を十分に養い、内科全般を広く勉強していただきたいと願っています。
　私が福井大学に着任して11年目に入りましたが、教室に所属する医局員は大分増えてきました。今後も、福井県唯一の医学部として、医学教育、臨床研究を推進するとともに、地域医療の最後の砦としての使命と自覚をもって、地域医療を支える人材を輩出していきたいと思っています。出身大学を問わず、私たちと一緒に福井大学あるいは福井県で内科医（呼吸器内科および内分泌代謝内科）として働きたい方、興味を持っておられる方は、ぜひご連絡ください。