(2) 申込みの流れ
1)下記の「受託検査依頼書」と「分析依頼用情報シート」をダウンロードし、必要事項を記入
して下さい。
「受託検査依頼書」は2ページあります。請求書送付先などの経理関係情報が新規あるいは
変更ある場合は2ページ目も必要です。
2)電子メールで上記の「受託検査依頼書」を添付の上、検査をご依頼下さい。メールの件名は
「代謝検査依頼_(病院名)」として下さい。
→→ メールアドレス;yosuke@u-fukui.ac.jp
→ 当科検査部門から受諾のメール返信を差し上げます。
3)検体の採取・保存:
(1)尿あるいは血清:貴施設の検体保存容器に入れ、漏れが無いようにしっかりと封印し、
ビニール袋に入れ、凍結して下さい(検体量は尿5ml、血清0.5ml)。
(2)ろ紙血の採取と保存:
新生児マススクリーニング用のろ紙を使用し、室温乾燥後ビニール袋に入れて、冷蔵、
あるいは冷凍して下さい。
4)検体の発送:
発泡スチロールなどの断熱性のある容器を使って下さい。
容器に入れるもの:
(1)「受託検査依頼書」と「臨床情報シート」
(2) 凍結した検体
(3)ドライアイス
確実に容器をシールし、宅配便でお送り下さい。
送付先:福井大学医学部附属病院・小児科代謝検査部門
〒910-1193 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23
電話:0776-61-3111(内2315)
5)配達日は月〜金曜日(祝日を除く)を指定して下さい。
6)検体到着後「小児科代謝検査部門」で分析します。検査結果報告までの所要日数は2週間
程度です。
7)至急検査であることをメールで連絡下されば、メールで結果をお伝え出来ます。
正規の結果報告は郵送となります。
8)本院担当部署から請求先指定者へ請求書を郵送します。
9)所定の方法にて検査料を納入下さい。
(3) 検査項目/検査費用(2021.12.14更新)
「先天性代謝異常症検査」
1検査項目につき12,551円(税込)(2020.4.1改訂)
<検査項目>
●尿中有機酸分析(尿)
●タンデムマス分析(アシルカルニチン分析)(血清・ろ紙血)
(重要1)血清での分析を原則とします。ろ紙血での分析は必要時に追加検査として
行い、検査費用は請求致しません。ろ紙血のみの検査の場合は検査費用が発生します。
(重要2)ろ紙血分析の結果判定基準は、特定の対象疾患を除き、新生児期にのみ適用
されます。新生児期以降のろ紙血についての分析結果判定は参考所見となります。
(註3)「タンデムマス分析」では、タンデムマススクリーニング対象疾患の精密検査
として、アシルカルニチンだけでなくアミノ酸や有機酸も分析しています。一部は
精度管理を行った上で、LC-MS/MS分析として実施しております。
(註4)血中アルギニノコハク酸、血中サクシニルアセトン測定を御希望の場合は、
「臨床情報シート」に記載して下さい。
(重要5)有機酸分析としての「メバロン酸分析」はLC-MS/MS分析で実施します。
「メバロン酸分析」希望と「臨床情報シート」に記載して下さい。
(上記の件の詳細や検査対象疾患については <化学診断対象疾患>をご覧下さい。)
(4) 保険適用(2021.12.14改訂)
福井大学医学部附属病院に「先天性代謝異常症検査」を外注した場合、下記の検査項目
として保険請求することが出来ますので、ご確認下さい。
「D010 特殊分析 8 先天性代謝異常症検査」 イ 尿中有機酸分析 1,141点
ハ タンデムマス分析 1,141点
(註)別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等
に届け出た保険医療機関において行われる場合に、患者1人につき月1回に限り
算定する。
(註)先天性代謝異常症検査に関する施設基準: (1)小児科を標榜している保険医療機関であること。 (2)児童福祉法第19条の3第1項に規定する指定医である常勤医師が1名以上
配置されていること。
(5) お問い合わせ先(2021.11.15更新)
(検査について)
福井大学医学部附属病院・小児科代謝検査部門
〒910-1193 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23
電話:0776-61-3111(内2315)(平日10:00-15:00)
メールアドレス;yosuke@u-fukui.ac.jp
(支払い請求等について)(2021.11.15追加)
研究・地域連携推進部松岡キャンパス研究推進課臨床研究担当
電話:0776-61-8640(内6660)(平日10:00-17:00)
メールアドレス;rinsho-rinri@ml.u-fukui.ac.jp