HOME > 事業概要

事業概要

 福井県の敦賀・若狭地域には数多くの原子力発電所が立地しており、日本のエネルギー産業の大きな担い手となっています。しかしながら、わが国は唯一の被爆国でもあり、住民の間には放射線に対する漠然とした不安があります。住民の原子力施設への安心と理解を得るためには、中核的役割をなす医療機関に「緊急被ばく医療に強い医師」を配置し、地区全体の「緊急被ばく医療体制」を整備することが必要となります。

 これまで福井大学では、救急部と総合診療部を合体運営し、日中には広い範囲の診療がこなせる総合診療能力を持ち、かつ夜間・週末は一人で広い範囲の救急診療能力のある医師、すなわち「救急総合医」の養成に挑戦し、福井県内において、いわゆる医療過疎地域での医師確保に一定の成果を上げ、地域医療に貢献してきました(平成17年度文部科学省病院GP: 地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム 「救急に強い僻地診療専門医の養成プログラム」)。

 本事業は、地域で働く医師としての総合的な幅広い診療能力に加え、緊急被ばく医療にも専門性を持ち、地域全体における緊急被ばく医療体制の指導的役割を担うことのできる人材を育成することで、地域医療の充実とともに緊急被ばく医療の整備をはかり、住民の健康と安全に貢献するものです。

原子力施設と地域の医師数

PAGETOP