教授 |
重見 研司 |
平成18年4月− |
准教授 |
廣瀬 宗孝 |
平成19年4月− |
講師 |
林 和子 |
平成20年4月― |
助教 |
上田 雅史 |
平成18年4月− |
助教 |
田畑 麻里 |
平成15年5月− |
助教 |
上田 佳代 |
平成21年4月−平成22年3月 |
助教 |
片岡 誠 |
平成21年4月− |
人口非密集地域における安全で質の高い全身麻酔の開発
● 研究概要
人口非密集地域において、必要な症例に必要な外科的処置が必要な時に施行されるためには、安全で質の高い全身麻酔が容易に経済的に随時に提供されなくてはならない。一方、現在の医療体制において手術が必要な場合、医学的にも社会的にも麻酔科専門医の存在が不可欠な条件となっている。しかるに、僻地や過疎地など人口非密集地域に麻酔科専門医を随時に派遣することは、人的にも経済的にもできない状況である。そこで、麻酔科専門医でなくとも全身麻酔の実行が可能となることを目的としてその開発研究を行った。このような麻酔では、麻酔科学の専門知識を必要とする術前評価および麻酔計画については麻酔科専門医がかかわるが、全身麻酔に伴う医療行為そのものは、できるだけ基本的で単純な医療行為で構成されるようにし、麻酔の実行には専門医の関与を少なくするようにする必要があると考えられる。
● キーワード
安全, 過疎地, 質の高い全身麻酔, オーダーメード麻酔, いつでもどこでもだれでも
● 業績年の進捗状況
まず、全身麻酔に麻酔科専門医が必要である医学的な理由を解析した。次に、現代の科学技術によって麻酔科専門医の技能が代替できるか検討した。さらに、その安全性と品質を検討し、実際に医学的に安全に質高く機能するか試行した。その結果、高機能な人工呼吸器を搭載した麻酔器を配備し、生体情報モニターを整備し、症例に応じて麻酔関連薬剤の効果を客観的に評価して数値化し、定型的なスケールを用いて循環や呼吸および薬剤追加投与量や間隔などを管理すれば、麻酔科専門医が関与する部分を飛躍的に削減できることが明らかとなった。しかし、複数の症例を同時に監督指導するために複数の麻酔科専門医が必要であることが確認された。加えて、少数の麻酔科専門医が複数の症例を管理するために必要な監視システムの構築の必要性が示され、生体情報モニターおよび自動麻酔記録器を全て更新した。従来の麻酔方法では、麻酔中に薬剤効果等を逐次滴定し調節して投与するのでその評価および判断に専門医の知識・技能を必要とした。しかし、研究開発中の本法を用いれば、個々の症例に応じた全身麻酔を、術前に計画する段階では専門医の知識が必要であるが、実際に麻酔をする段階では一般的医療行為で遂行できる。今後、事前に麻酔薬投与量を的確に判断するために必要な項目を検討し、精度良く術中麻酔管理ができるようにさらに研究を重ねる必要があると考えられる。また、従来のモニタリング装置では、観測時点での測定値の異常を警告することしかできないが、平成21年3月に手術室および集中治療室モニタリング装置が更新され、自動麻酔記録器に保存されたデータから経過を解析して、観測時点での現状を分析し、ある程度予後を予測するシステムが構築される計画である。同時に、電動デジタル機器を用いて薬剤を投与することにより、正確な時刻に客観的に自動的に記録を残し、さらに機械的なチェック機構を組み込むことにより、人為的な薬剤投与ミスを防止するシステムを検討中である。
● 特色等
附属病院手術部の生体情報モニターは、平成21年4月1日に新システムに更新された。その主な内容として、院内電子カルテとの連携が充実したこと、医事課や薬剤部ならびに消耗品材料部との連携が充実すること、手術室看護の電子化が大幅に進むことがあげられる。加えて、本システムの特色は、フルデジタル化された麻酔器から呼吸器関連のデータを集約すること、シリンジポンプを使用した薬剤入力を自動化すること、薬剤血中濃度を自動的に予測することなど、個々の手術室の麻酔管理が充実したことである。さらに加えて、中央監視室においては、個々の手術室のベッドサイドと全く同じモニター表示を集約し、併せて室内記録カメラによって各麻酔科医の行動を記録することができ、幾重にも安全を監視することができるようになっている。また、近い将来、自動麻酔記録装置は、単に手書きの記録を自動化しただけでなく、初歩的な知能を備える計画である。従来の生体情報モニターが警報を発するときは、その時点での異常値を知らせるものであったが、その異常値を事前に予測することが可能であることが分かってきた。すなわち、モニターをモニターすることができ、異常値に至るより早い時点で警報を発することが可能であり、これを、初歩的な麻酔業務支援機構と呼ぶ。こうすることにより、安全と高品質を確保しながら、人員を削減することが期待できる。次年度には、教育面にも本システムが貢献できる体制を整える計画である。現在、医療費抑制の社会要請は診療を削減する方向を医師に求めている。しかし、少子化高齢化社会に伴う周産期医療および高齢者医療に加えて、医療に対する一般の権利意識の広がりによる患者およびその家族の医療サイドへの多大な要求、ならびに各医療施設の生き残りをかけた日常診療業務命令は、医師一人当たりにできるだけ手厚い診療の提供を求めており、過重な労働条件とさえ言われている。こういった相反する環境の狭間で、医師はその基本的なスタンスが確立できない状況である。医師個人においても医療人としての倫理と現実的な日常生活の権利の確保の間に大きな齟齬が生じ、そのバランスが保てない状況である。しかし、医療現場では実際に患者を目の前にしてその問題解決に尽力せねばならない。この、矛盾と混沌のなかで現状に甘んじることなく、医療人としての使命を果たしているところに特色がある。
● 本学の理念との関係
福井県などの人口非密集地域における医療に成功すれば、絶対多数であるところの世界各地の発展途上地域における医療に直接応用することができ、その社会的貢献度は非常に大きいと考えられる。いわゆる都会で行われている高額先進先端医療ではないが、コスト面でも効率よく多数救命することができるようになるので、この分野においては世界をリードできる水準にあると考えられ、これこそ生命倫理に基づいた高度な医療ということができると考える。
新しいガン性痛治療薬の開発
● 研究概要
痛みの原因として重要な役割をもつ神経成長因子(NGF)と、その高親和性受容体であるTrkAは、新規鎮痛薬の開発におけるターゲットの1つである。われわれは、TrkAの情報伝達を阻害する新しい疼痛治療薬の開発を行い、動物実験で、炎症による痛みや神経の障害に伴う痛みに対して効果を持つ、細胞膜透過性ペプチドのIPTRK3を開発した。今後は、がんによる痛みに対して新しい作用機序をもつ鎮痛薬として、トランスレーショナルリサーチを展開する予定である。
● キーワード
神経系作用薬一般, 抗腫瘍薬, 麻酔学, 製剤学, 細胞膜透過性ぺプチド, 緩和医療, 疼痛管理学
● 業績年の進捗状況
TrkAの活性化ループに相同なアミノ酸配列をもつペプチドに、細胞膜透過性促進ペプチドであるTatペプチドを結合させた合成ペプチドを数種類作成した。リコンビナントTrkAとTrkAを発現するPC12細胞を用いて、TrkA活性を有効に抑制するものを検討した結果、1つの合成ペプチドを選択することができた。本ペプチドを用いて、動物における侵害受容性痛モデルおよび神経障害性痛モデルを作成し、疼痛が抑制されることを明らかにした。
● 特色等
TrkA活性を抑制する開発中のIPTRK3は、鎮痛作用のみならず腫瘍増殖抑制作用(特許申請中)を併せ持つ可能性があり、全く新しい「ガン性痛治療薬」となりうる。
● 本学の理念との関係
本研究は細胞膜透過性ペプチドを用いた疼痛治療薬の創薬であり、国内および国外で同様の研究は行われておらず、独創的で先端医療につながるものである。本研究で開発した合成ペプチドは、通常の鎮痛薬である非ステロイド性抗炎症薬やオピオイドの効かない侵害受容性疼痛や、非常に難治性の神経因性疼痛やガン性痛の新たな治療薬となる可能性がある。
ウェーブレットバイコヒーレンス法を用いた視床皮質再帰性回路の過渡的同期特性解明
● 研究概要
麻酔下の意識制御を、ニューロンネットワークの立場から解析することを目的とする。
● キーワード
意識, 同期, ニューロンネットワーク, 視床, 皮質
● 業績年の進捗状況
1:人工心肺、体外循環中の軽度低体温時の脳波の分析を行ったところ、体外循環後半において、脳波の脱同期化の特が認められ、心肺中の脳波活動が通常の麻酔時と異なっている可能性が示唆された。
2:新生児、乳児の麻酔時の脳波を解析した結果からは、6ヶ月以下の乳児、特に新生児においては、麻酔深度変化時におけるニューロンネットワーク活動の変化が小さく、新生児の脳の発達や意識の芽生えと関連して、興味深い所見である。
3:麻酔導入時の脳波活動の変化を、ウエーブレットを用いたバイコヒーレンス法を用いて解析する課題を現在進行中である。ウエーブレットを用いることにより、麻酔導入時や覚醒時の劇的なニューロンネットワーク活動の変化の過渡的な応答解析が可能と思われた。
● 本学の理念との関係
意識をなくす麻酔時のニューロン活動の変化を通して、“意識”というブレインサイエンス最大の謎を、追ってみたい。
区 分 |
編 数 |
インパクトファクター (うち原著のみ) |
|||
2004〜2009年分 |
2009年分 |
2004〜2009年分 |
2009年分 |
||
和文原著論文 |
25 |
8 |
――――― |
――――― |
|
英文論文 |
ファーストオーサー |
6 |
0 |
14.506 ( 14.506) |
0.000 ( 0.000) |
コレスポンディングオーサー |
10 |
0 |
25.252 ( 25.252) |
0.000 ( 0.000) |
|
その他 |
10 |
1 |
26.643 ( 26.643) |
1.768 ( 1.768) |
|
合計 |
20 |
1 |
51.895 ( 51.895) |
1.768 ( 1.768) |
(A) 著書・論文等
(1)
英文:論文等
a.原著論文(審査有)
0939001
+M.Kato, +M.Abe,
+Y.Kuroda, M.Hirose, +M.Nakano, +T.Handa: Synthetic pentapeptides inhibiting autophosphorylation
of insulin receptor in a non-ATP-competitive mechanism. J Pept
Sci, 15(5), 327-336,
2009.05, #1.768, DOI; 10.1002/psc.1114
(2)
和文:論文等
a.原著論文(審査有)
(0839039)
村上 剛, +左近 佳代, +納谷 佳男, +金沢 元洪, +信川 康成, +上田 雅史, +田畑 麻里, +安田 善一, +鈴木 久人, +重見 研司: 経尿道的前立腺切除術(TUR-P)の術後テネスムスに対するフェンタニル持続静脈内投与の有効性の検討. 麻酔, 57(9),
1157-1159, 2008.09
0939002
松木 悠佳, 上田 雅史, 廣瀬 宗孝, 重見 研司: 持続脊髄くも膜下ブロックでPhantom
rectumに伴う異常感覚が出現した症例. ペインクリニック, 30(4), 501-504,
2009.04(症例報告)
0939003
*岡田 晃斉, 廣瀬 宗孝, 清水 久美子, 次田 佳代, 松木 悠佳, *信川 泰成, 田畑 麻里, +石本 雅幸, 上田 雅史, 重見 研司: 多発性硬化症患者の麻酔経験. 麻酔, 58(6), 772-774,
2009.06(症例報告)
0939004
松木 悠佳, 廣瀬 宗孝, 重見 研司: 続発性肢端紅痛症と考えられた1症例. ペインクリニック, 30(8),
1137-1139, 2009.08(症例報告)
0939005
瀧波 慶和: 肺でトラップされず脳脂肪塞栓症を起こしたと考えられる2症例. 麻酔, 58,
993-996, 2009.08(症例報告)
0939006
次田 佳代, 上田 雅史, *安田 善一, 田畑 麻里, *信川 泰成, 重見 研司: 上下顎後方移動術の術後に陰圧性肺水腫をきたした1症例. 日本臨床麻酔学会誌, 29(5), 642-647,
2009.09(症例報告)
0939007
瀧波 慶和, +内山 崇, +山本 真, *折坂 誠, *松寺 直樹, +後藤 健次: 救急受診した稀な腹膜妊娠破裂の1症例. 日本救急医学会中部地方会誌, 5, 26-28,
2009.12(症例報告)
b.原著論文(審査無)
0939008
廣瀬 宗孝: 鎮痛補助薬が必要であった一例〜疼痛コントロールに難渋した多発性骨髄腫〜. JPAP Ai,
1, 6, 2009.01(症例報告)
c.総説
0939009
清水 久美子, 廣瀬 宗孝: 新しいモニターの特徴と注意点. OPE
nursing, 24(4), 95-98, 2009.04
0939010
林 和子, +佐和 貞治: 麻酔のメカニズムに関連した「意識の基盤」に関する諸説. 臨床麻酔, 33(4), 655-662,
2009.04
(B) 学会発表等
(1) 国際学会
a.一般講演(ポスター)
0939011
M.Hirose, K.Seki,
*K.Takamura, *S.Mikami: Sevoflurane suppresses surgical site infection after
elective open gastrointestinal surgery compared to propofol,
American Society of Anesthesiologists 2009 Annual Meeting, 2009.10, New Orleans
(2) 国内学会(全国レベル)
a.シンポジスト・パネリスト等
0939012
重見 研司: 術前評価の考え方ーシステム制御の観点からー上質な麻酔を効率よく提供するために, 日本麻酔科学会第56回学術集会, 術前評価の考え方ーシステム制御の観点からー, 2009.08, 神戸
0939013
廣瀬 宗孝: セボフルランは手術部位感染を抑制するか?, 日本麻酔科学会第56回学術集会, 高齢者におけるセボフルラン麻酔, 2009.08, 神戸
b.一般講演(口演)
0939014
片岡 誠, 上田 雅史, +阪本 朋彦, +門田 治, +大橋 博和, 重見 研司: 下大静脈欠損患者で右心房内腫瘤を認め人工心肺下に摘出した1症例, 第30回日本循環制御医学会総会, 2009.06, 鹿児島
0939015
上田 康陽, 廣瀬 宗孝, 上田 雅史, 重見 研司: がん性疼痛治療薬の開発ー炎症性疼痛モデルにおける細胞膜透過性TrkA活性抑制ペプチドの効果ー, 日本麻酔科学会第56回学術集会, 優秀演題 ペインクリニック, 2009.08, 神戸
0939016
+三田 建一郎, 林 和子, 佐藤 倫祥, 関 久美子, 次田 佳代, 松木 悠佳: 体外循環中脳波のパワースペクトラム、エントロピー、及び、バイコヒーレンス解析, 日本麻酔科学会第56回学術集会, 優秀演題 モニタリング, 2009.08, 神戸
0939017
*梅田 俊一, *林 昌浩, *湶 幸介, *油谷 雅世, 重見 研司, *飯田 敦, *山口 明夫: 内視鏡外科手術室OR-1システムのマネジメントと画像管理, 第22回日本内視鏡外科学会総会, 2009.12, 東京, 615
c.一般講演(ポスター)
(0839040)
+清水 久美子, 廣瀬 宗孝, 次田 佳代, +松木 悠佳, 佐藤 倫祥, 重見 研司: セボフルランの手術部位感染に及ぼす影響, 日本麻酔科学会第55回学術集会, 2008.06, 横浜
0939018
林 和子, +佐和 貞治: 脳波のバイコヒーレンス解析を用いた麻酔下の視床皮質再帰性回路の活動検討, 第11回日本ヒト脳機能マッピング学会, 2009.05, 新潟
0939019
廣瀬 宗孝, +坂井 美賀子, 松木 悠佳:
neuropathic pain の症状から予測するガバペンチンの臨床効果, 日本ペインクリニック学会第43回大会, 2009.07, 名古屋
0939020
田畑 麻里, 廣瀬 宗孝, 関 久美子, 松木 悠佳, 次田 佳代, 重見 研司: 前置癒着胎盤に対する子宮底部横切開法における麻酔管理, 日本麻酔科学会第56回学術集会, 2009.08, 神戸
0939021
関 久美子, 上田 雅史, 次田 佳代, 古川 ひろみ, 佐藤 倫祥, 片岡 誠, 上田 佳代, *信川 泰成, 田畑 麻里, 重見 研司: 肺膿瘍を形成した先天性肺嚢胞性腺腫様奇形(congential cystic adenomatoid
malformation: CCAM)の麻酔経験, 日本小児麻酔学会第15回大会, 2009.09, 松本
0939022
次田 佳代, 上田 雅史, 古川 ひろみ, 関 久美子, 上田 佳代, 片岡 誠, 重見 研司: 末梢神経ブロックおよび中心静脈穿刺訓練用シミュレーターの試作, 日本小児麻酔学会第15回大会, 2009.09, 松本
0939023
片岡 誠, +田村 知史, 重見 研司: 人工心肺が離脱困難であったGlenn手術の症例, 日本小児麻酔学会第15回大会, 2009.09, 松本
d.その他
0939024
片岡 誠: TEE(経食道心エコー)セミナー TEE Case Conference 「あなたの判断、診断はいかに?」, 日本臨床麻酔学会第29回大会, 2009.10, 浜松
(3) 国内学会(地域レベル)
a.一般講演(口演)
0939025
松木 悠佳, 廣瀬 宗孝, 重見 研司: 肢端紅痛症と考えられた1症例, 第16回日本ペインクリニック学会北陸地方会, 2009.03, 富山
0939026
*信川 泰成, 古川 ひろみ, 佐藤 倫祥, 三田 建一郎, 次田 佳代, *安田 善一, 林 和子, 重見 研司: 当院ICUにおける急性血液浄化マニュアルの運用状況, 第17回日本集中治療医学会東海北陸地方会, 2009.06, 金沢
b.一般講演(ポスター)
0939027
次田 佳代, 上田 雅史, 佐藤 倫祥, +三田 建一郎, 松木 悠佳, *信川 泰成, 田畑 麻里, 重見 研司: 神経ブロックおよび中心静脈穿刺を訓練するための電気回路を用いた超音波ガイド下穿刺シミュレーターの試作, 日本麻酔科学会東海・北陸支部第7回学術集会, 2009.09, 名古屋
0939028
関 久美子, +川上 浩文, 重見 研司: Becker型筋ジストロフィー患者に対するロクロニウムの使用経験, 日本麻酔科学会東海・北陸支部第7回学術集会, 2009.09, 名古屋
(4) その他の研究会・集会
a.一般講演(口演)
0939029
瀧波 慶和: 星状神経節ブロックにより頚髄神経根由来の合併症を残した頚椎症の1症例, 第2回福井疼痛懇話会, 2009.11, 福井
0939030
+佐藤 倫祥, 三田 建一郎, *信川 泰成, *安田 善一, 重見 研司: 大腿骨化膿性骨髄炎に対する掻爬術中のショックに対し血液浄化療法が有効であった1症例, 第13回北陸急性血液浄化療法談話会, 2009.11, 金沢
0939031
*高野 智早, *竹之内 ひろみ, *諏訪 万恵, *丸田 香織, *久保 博子, *大口 二美, *谷 大輔, *渡辺 享平, *佐藤 義高, *渡邉 恵美, *藤岡 雅子, *須藤 哲, *塩浦 宏樹, 廣瀬 宗孝, *片山 寛次: 緩和ケアチームの役割と課題 -未告知患者の心身の苦痛を理解し支援した症例-, 第12回福井県緩和医療研究会, 2009.11, 福井, 抄録集
0939032
*渡邉 恵美, *高野 智早, *竹之内 ひろみ, *久保 博子, *諏訪 万恵, *丸田 香織, *大口 二美, *谷 大輔, *渡辺 享平, *佐藤 義高, *塩浦 宏樹, 廣瀬 宗孝, *藤岡 雅子, *片山 寛次, *須藤 哲: 緩和ケアチームにおける精神科の役割, 第12回福井県緩和医療研究会, 2009.11, 福井, 抄録集
0939033
田畑 麻里: 原因解明が困難であった頚部痛の1症例, 第2回福井疼痛懇話会, 2009.11, 福井
(C) その他業績
·
松木 悠佳: ペインクリニック 2009;30(1):107, 文献抄訳, 2009.01 |
区分 |
研究種目 |
課 題 名 |
代表者名 |
分担者名 |
期 間 (年度) |
金 額 (配分額) |
文部科学省科学 研究費補助金 |
基盤研究(B)(一般) |
逆行性軸索輸送を利用した細胞膜透過性ペプチドによる難治性疼痛治療薬の開発 |
廣瀬 宗孝 |
|
2009 |
5,200千円 |
文部科学省科学 研究費補助金 |
基盤研究(C)(一般) |
ウェーブレットバイコヒーレンス法を用いた視床皮質再帰性回路の過渡的同期特性解明 |
林 和子 |
|
2009 |
1,300千円 |
文部科学省科学 研究費補助金 |
挑戦的萌芽研究 |
人工冬眠を目的とした細胞膜透過性氷核ペプチドの開発 |
廣瀬 宗孝 |
|
2009 |
1,600千円 |
厚生労働省科学 研究費補助金 |
第3次対がん総合戦略研究事業 |
がん性疼痛患者のQOL向上のための橋渡し研究連携拠点の構築 |
+山田 芳嗣 |
廣瀬 宗孝 |
2009 |
0千円 |
(B) 奨学寄附金
受入件数 |
8 件 |
受入金額 |
3,300,000 円 |
(A) 学会開催等
区分 |
主催・共催の別 |
学会名 |
開催日 |
開催地 |
その他の研究集会 |
主催者 |
第2回福井疼痛懇話会 |
2009.11.13 |
福井 |
(B) 学会の実績
学会の名称 |
役職名 |
氏名 |
日本小児麻酔学会 |
評議員 |
重見 研司 |
日本循環制御学会 |
評議員 |
重見 研司 |
日本麻酔・集中治療テクノロジー学会 |
評議員 |
重見 研司 |
日本臨床麻酔学会 |
評議員 |
重見 研司 |
日本静脈麻酔学会 |
評議員 |
重見 研司 |
日本麻酔科学会 |
代議員 |
重見 研司 |
日本麻酔科学会 |
専門医試験委員 |
重見 研司 |
ペインクリニック学会 |
評議員 |
廣瀬 宗孝 |
(C) 座長
国内学会(全国レベル) |
学会名 |
氏名 |
シンポジウム等 |
日本麻酔科学会第56回学術集会 |
重見 研司 |
シンポジウム等 |
日本臨床麻酔学会第29回大会 |
重見 研司 |
(D) その他
<報道> ·
上田 雅史: 鎮静剤は自己調整で, FM福井, 2009.01.07 ·
田畑 麻里, 松木 悠佳: 帝王切開の麻酔について, FM福井, 2009.02.18 ·
関 久美子, +小嶋 京子: 肥満と麻酔について, FM福井, 2009.09.15 ·
次田 佳代, +小嶋 京子: タバコと麻酔について, FM福井, 2009.10.16 ·
上田 佳代: 子どもと麻酔, FM福井, 2009.10.20 ·
片岡 誠: 虚血性心疾患と麻酔, FM福井, 2009.11.03 |
(A) 国・地域等への貢献
(1) 社会人等への貢献及び学校等との連携・協力による活動
区分 |
活動名・活動内容 |
主催者・対象者等 |
氏名 |
客員教授等 |
客員教授 |
京都府立医科大学, 年2回1回2時間, 不定期, 手当無, 継続 |
重見 研司 |
客員教授等 |
客員講師 |
京都府立医科大学, 年3回1回2時間, 不定期, 手当無, 継続 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
Pain Academy 第8回ペインカンファランス, 鎮痛補助薬が必要であった一例〜疼痛コントロールに難渋した多発性骨髄炎〜 |
Japan Partners Against Pain (JPAP), 専門職業人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
日本手術看護学会京都地区講演会, 全身麻酔ー鎮痛作用、鎮静作用、筋弛緩作用、麻酔と重篤な術後合併症 |
日本手術看護学会京都地方会, 専門職業人, 120人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
講師, わかる!できる!自信がつく!麻酔看護(横浜会場) |
メディカ出版, 専門職業人, 224人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
新潟労災病院合同研修会, 麻酔看護:基礎から最近の話題まで |
新潟労災病院, 専門職業人, 70人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
日本手術看護学会大阪地区講演会, 一歩進んだ麻酔看護パートU |
日本手術看護学会大阪地区, 専門職業人, 120人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
講師, わかる!できる!自信がつく!麻酔看護(神戸会場) |
メディカ出版, 専門職業人, 210人 |
廣瀬 宗孝 |
講演・セミナー等 |
第59回岡山麻酔・蘇生セミナー, 麻酔科のための循環制御入門 |
岡山大学,
専門職業人, 50人 |
重見 研司 |
講演・セミナー等 |
講師, わかる!できる!自信がつく!麻酔看護(福岡会場) |
メディカ出版, 専門職業人, 60人 |
廣瀬 宗孝 |
(B) その他業績
·
廣瀬 宗孝: がん診療における麻酔科医の役割, 院内だより 第40号, 2009.10 |