レーザー顕微鏡室

(TEL:2503)
担当:多米 晃裕

利用取り決めをお読み下さい。

共焦点レーザー顕微鏡 (Confocal Laser Scanning Microscope)

Olympus Fluoview(2010年2月導入)

従来のレーザ顕微鏡に比べ超簡単操作で画像取得が可能(標本をセットしDyeをソフト上で選択するとオートで撮影条件を設定。
また、操作をナビゲートしてくれる機能を搭載しており、初めて使う人でも操作手順が一目でわかり、画像を取得できる。
簡易インキュベーターを内蔵しているため、長時間(最長3日間)培養しながらタイムラプス撮影が可能。

  • 型式Olmpus FV10i-w
  • 搭載レーザー:405/473/559/635nm
  • 検出部:蛍光2ch(蛍光4色まで対応)/位相差1ch
  • シーケンシャルモード:ライン/フレーム
  • 対物レンズ:10×、水浸60×
  • 解析ソフト:画像編集/画像処理/3D構築

*予約制

Olympus FV1200(2016年11月導入)

学長裁量経費により購入。細胞へのダメージを軽減する弱いレーザーパワーで高S/Nの画像取得が可能。
さらに、超高感度ディテクタ(GaAsP)の搭載により極めて微弱な蛍光シグナルの検出も可能。
標準検出器3chと透過ディテクタ1ch、超高感度検出器2chを搭載。
標準検出器は分光タイプで自由に取得波長を調整できる。
標準検出器と超高感度検出器の連携使用で、4色までの蛍光観察が可能。
シリコーン浸対物レンズ100xにより、従来の油浸や水浸対物レンズ100xに比べ、明るく解像の良い蛍光を深部まで観察することができる。

  • 型式:Olympus FV1200
  • 搭載ダイオードレーザー:405/473/559/635nm
  • 対物レンズ:プランアポクロマート10x, 20x, 40x, 60x(oil), シリコーン浸対物レンズ100x
  • その他:タイリング画像取得可能な電動ステージ装備、微分干渉透過ディテクタ
  • アプリケーション:蛍光分光、多次元タイムラプス、FLIP、FRAP、タイリング、3Dアニメーション、画像解析等

*予約制、有料 300円/h

 

リサーチスライドスキャナーVS200(2024年3月導入)

スライド標本を自動で迅速に高画素・高画質で明視野および蛍光タイリング画像を取得してデジタル化することが可能。1度に6枚のスライド標本をセットすることができる。
※ 正立型のためスライドのみ装着可能(シャーレ・チャンバーは装着不可)。

  • 型式:エビデント VS200
  • 対物レンズ:UPlanXApo 2x, 4x, 10x, 20x, 40x(※2xは広域専用)
  • 蛍光LED光源 X-Cite XYLIS:対応波長 360 ~ 770nm, LED寿命 約25,000時間
  • 蛍光ユニット:DAPI (378/32), FITC (474/27), Cy3 (554/23), Cy5 (635/18)
  • スライドトレイタイプ1:6スライド装着可 76 x 26 mm(3×1 inches)
  • スライドトレイタイプ2:6スライド装着可 76 x 52 mm(3×2 inches)
  • スキャンモード:シングルスキャン(1スライドずつ撮影), バッチスキャン(最大6スライドセット可)

*予約制、有料 200円/h

 

TruAI人工知能画像解析システム(2024年3月導入)

エビデント(Olympus)社製TruAIは、AI技術による学習を通して(ディープラーニング技術によるニューラルネットワークのトレーニング)、顕微鏡画像から様々な解析対象領域を自動で識別・抽出し、カウントや計測等を行うことができるソフトウェアシステム。

※ 画像はVSI形式およびTIFF形式のみ対応。

  • 抽出したターゲットに関する面積、輝度、長さ、周囲長、個数などの計測
  • 明視野・蛍光画像の輝度調整(セグメンテーション)

* 予約制