細胞培養系利用取り決め
- 細胞培養系の機器、設備の利用を希望する者は年度始めに登録をおこなう。
- 始めて機器、器具、部屋を利用する時は、必ず担当職員から説明を受けること。
- 安全キャビネットの使用は原則として予約制とし、一週間まえから予約できる(備え付けのノートがある)。予約者優先、ただし予約時間を30分すぎても使用しない場合は予約取消となる。予約取消、変更はすみやかにおこなうこと。
- 実験に必要な器具、消耗品は利用者自身で用意し、使用後は、原則として持ち帰ること。実験器具を持ち込んで施設内に設置する場合には担当職員に申し出ること。持ち込み機器利用に関するとりきめ(別項)参照。
- 施設は共同利用ですから、利用後は後片付けをきちんとして、次の利用者の迷惑にならないようにすること。とくに水、培地、色素などをこぼした場合には速やかにふき取ること。
- 各種機器を使用した場合必ず使用記録簿に必要事項を記入すること。
- 利用の際、機器の不調に気づいたり、不明な点は担当職員に連絡すること。
- 物の廃棄について。
実験後の廃棄物は、汚染度と材質に応じた方法で各自処理する。 - 培養室内で禁止されていること。
喫煙、飲食、化粧
持ち込み機器に関する取り決め
- 講座毎に培養系に持ち込んだ機器は原則として誰でも使用することができる。ただし、持ち主講座の許可を必要とする機器があるので、個々に担当者に尋ねる。
- 持ち込み機器は細胞培養系の当該実験室に代替物がなく、それがないと実験に支障を来すものに限る。
- 持ち込み機器にかかる消耗品はすべて講座負担とする。
- 持ち込み機器の日常管理、損傷、故障、更新に関しては機器センターは責任を負わない。当事者間で解決する。
- 不測の事態に関しては、公平の原則により対処し、または利用者会に諮る。
培養系利用者申し合わせ
培養系は基本的に利用者による自主管理とする。自主管理が適切に行われるために、利用者間の信頼関係と、利用者と部門間の緊密な連絡が必要です。円滑な系の運営のために、利用案内の取り決めを守ることと併せてこの申し合わせを定める。
各室の責任者(まとめ役)
- 各室の利用者間の互選で決定し、センターまで届ける。変更のあった場合も同様。
- 任期は年度限り、再選可とする。
利用者の責任
- 培養室内の整理整頓(清掃など):当番制など各室(中央+入り口廊下・新棟・5階)の実状に応じて行う。
- 廃液の処理・・・廃液瓶を放置すると腐敗して臭くなるので、毎日瓶を交換する。
- 炭酸ガスインキュベーターの管理:棚板の清拭、庫内の水「NANO水」の補給など培養実験が正しく行われるよう注意する。
- クリーンベンチの清掃・・・培養実験が正しく行われるよう注意する。
- その他、基本的な施設利用については常識を守る。
部門の責任
- 自主管理が適切に行われているかについて、職員が時々巡回し必要に応じて注意を喚起する。
- 培養室以外の部屋(中央;恒温室、洗浄室)の管理。
- その他、系内で起きたこと(機器の不調・故障、消耗品の補充など)については、随時対処する。
新規利用者について
- 申込みのあった段階で施設の割り振りは責任者と相談の上センターで行う。
- 既に利用している講座の新利用者については、その講座の利用者が教育する。