モニタリング
生物資源部門では、実験動物が感染症に罹患していないか、また飼育室の環境が適正に維持されているかなどを定期的にモニタリングしています。
微生物モニタリング
マウス、ラットについて飼育室ごとに囮動物を用いて指定病原体のチェックを年4回の頻度で行っています。国立大学法人動物実験施設協議会の微生物学的ステータスレポートを考慮して年2回の血清/検鏡検査を、検査機関(ICLASモニタリングセンター)への委託により年2回の生体検査を行っています。
環境モニタリング
飼育室の環境が適正に維持されているかをチェックしています。各飼育室の毎日の温度/湿度変化の確認に加え、飼育室/前室/廊下間の差圧が適正に保たれているか、また照度/騒音/アンモニア濃度/換気回数などについても定期的にモニタリングを実施しています。
平成26年以降、一部の飼育室で風量数値の異常が見られています。建物の老朽化もあり随時修理をしながら、風量調整をして室内の環境を適正な範囲内に維持しています。
クリーニング
導入動物(マウス)で、病原体の保有があった場合、体外受精・胚移植や帝王切開による病原体の除去等を行います。体外受精によるクリーンアップは、現在はマウスのみ行なっています。
依頼はこちらから大学内専用
胚/精子凍結保存、および凍結胚からのマウス復元
胚および精子の凍結保存による系統保存、凍結胚からの動物個体作出などを行っています。凍結保存は現在マウスのみ行なっておりますが、ラットに関してなど詳細はお問い合わせください。
依頼はこちらから大学内専用