福井大学医学部は、福井医科大学医学科として1980年(昭和55年)に開学し、これまでに約3,900名が卒業し、第45期生が2024年から医師を目指しています。看護学科は、1997年(平成9年)に設置され、これまでに約1,500名が卒業し、今年は第28期生が入学し看護師・保健師・助産師を目指しています。
令和3年から開始しましたこの医学部応援ふるさと納税制度も、今年で4年目となります。毎年皆様の暖かい応援により、初年度の約3,670万円から確実に増えて、昨年は約4,070万円のご支援をいただきました。永平寺町からは、7割を補助金として医学部にいただいており、教育・研究・環境の整備等に使用させていただいております。今年度は、国の財源を用いて学生が解剖学実習や組織等実習を学んでいる基礎実習棟の改修を行います。そこで今年の医学部応援ふるさと納税は、改修後の基礎実習棟に実習機器や設備等を充実させるために使用する予定であります。
次世代を担う福井大学医学部学生のために、ふるさと納税制度を活用したご寄附にご理解とご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
令和3年から開始しましたこの医学部応援ふるさと納税制度も、今年で4年目となります。毎年皆様の暖かい応援により、初年度の約3,670万円から確実に増えて、昨年は約4,070万円のご支援をいただきました。永平寺町からは、7割を補助金として医学部にいただいており、教育・研究・環境の整備等に使用させていただいております。今年度は、国の財源を用いて学生が解剖学実習や組織等実習を学んでいる基礎実習棟の改修を行います。そこで今年の医学部応援ふるさと納税は、改修後の基礎実習棟に実習機器や設備等を充実させるために使用する予定であります。
次世代を担う福井大学医学部学生のために、ふるさと納税制度を活用したご寄附にご理解とご賛同を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
令和6年4月
福井大学医学部長 藤枝重治
★令和3年からの寄附金の状況と使用用途
1. ふるさと納税について
ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄附が出来る制度です。手続きを行うと、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
2. ふるさと納税制度を用いた支援について
永平寺町では、令和3年度から町が受納したふるさと納税寄附金の一部を財源として、指定のあった町内の大学等に対して寄附額の7割を補助金として交付する「大学等支援事業」を開始しました。この制度を用いて、福井大学医学部の教育研究活動の支援を行うことができます。
3. 具体的な支援内容について
寄附金は、福井大学医学部学生、研究者及び医療従事者への支援事業に活用させていただきます。
(1)学生修学支援事業
- 国家試験対策経費(医学科・看護学科)
国家試験対策模試・講座の導入費用 - OSCE及びPost-CC-OSCE実施経費
臨床実習前能力試験及び臨床実習後能力試験で使用するシミュレーター及び消耗品などの購入費用 - 講義室等修学環境の整備経費
音響設備・什器などの劣化に伴う更新費用及び窓ふきや樹木の剪定などの環境整備 - 課外活動補助経費
物品などの購入及び更新費用 - オンライン授業対応経費
オンライン授業機器整備及び担当職員雇用費用
(2)研究者支援事業
- 地域医療への貢献に対する経費
地域の自治体と連携し、医師、看護師、保健師等の多職種医療人を対象とした連携セミナーや、永平寺町で開催している災害に関する知識と応急手当などを実践的に学ぶ講習会を始めとする地域住民に関連した講演・セミナーを実施するために必要な費用 - 生命科学研究の推進に係る経費
地域の直面する少子高齢化や過疎化に対応するため、がん、発達障害や認知症、アレルギー・免疫疾患等の様々な疾患の克服を目指した先進的研究とともに、新たな医療技術の開発や地域医療の向上を目指した研究を推進するために、研究環境の整備や研究者に対する研究支援(人件費を含む。)に係る経費
(3)医療従事者支援事業
- 初期研修医確保支援経費
臨床教育研修センターホームページ整備費、研修病院情報サイトのレジナビおよびマイナビ活用経費、教材購入費用 - 勤務環境改善経費
医療従事者、特に研修医のPC、机・椅子などの什器類、控え室の冷暖房設備更新など勤務環境の改善費用 - スキルアップ経費
特定機能病院の施設基準を維持するために必要な資格の取得や看護師の特定行為研修実施費用
4. ふるさと納税制度を用いた支援の手続きについて
永平寺町のホームページで手続きをお願いします。
https://www.town.eiheiji.lg.jp/200/300/311/p000776.html