福井大学医学部

腎臓病態内科学(臨床検査医学)

教授挨拶

腎臓病態内科学は、黒田満彦 初代教授が「腎臓を専門とする臨床検査医学講座」として草創期を担当され、下条文武 第2代教授が講座の充実に努められました。平成11年に吉田治義教授が第3代教授としてご着任後、平成15年6月の講座再編により、臨床検査医学が現在の腎臓病態内科学と検査医学の2つの専門領域に改組されました。平成23年に岩野正之教授がご着任され、福井県全域の腎臓診療の充実、腎移植の推進などに尽力されました。

令和6年4月1日、この伝統ある教室の教授職を拝命いたしました。腎臓病は、個人によって多様な病態を示す疾患です。今後ますます重要となる個別化医療を推進し、多角的に腎臓病の克服に取り組んでいきたいと考えています。医学教育では、実践を通じて総合的な内科力と専門性を身につけ、多職種連携の要となる専門医人材の育成を目指します。診療としては、超急性期から慢性期まで切れ目のない全人的医療の提供と、新たな治療法の開発・導入に努めてまいります。

これまで築かれた教室の基盤をさらに発展し、活気に満ちた教室を目指します。私たち腎臓病態内科学教室は、腎臓内科学の未来を切り拓き、患者さんの健やかな生活に貢献することを目標に、尽力してまいります。

 

腎臓病態内科学 教授
遠山 直志

腎臓病態内科学(臨床検査医学)研究室

TEL
0776-61-3111
FAX
0776-61-8120
メール
miwano@u-fukui.ac.jp