福井大学医学部

腎臓病態内科学(臨床検査医学)

学会・プロジェクト

第51回日本腎臓学会西部学術大会 を主催しました。

第51回日本腎臓学会西部学術大会大会長 岩野 正之
福井大学学術研究院医学系部門腎臓病態内科学分野

この度、第51回日本腎臓学会西部学術大会を、2021年10月15日(金曜日)と16日(土曜日)に開催させていただきます。

誠に残念ですが、コロナ禍の出口が見えないため福井での現地開催は断念せざるを得ませんでした。ライブ配信を中心とした完全WEB開催となります。許可が得られた特別講演は学会終了後にオンデマンド配信致します。近い将来、感染が収束し、学会が本来あるべき姿を取り戻し、直に皆様と再会できることを願っております。
さて、本学会のテーマは「格致によりて拓く、腎臓病学の未来」とさせていただきました。「格致」とは中国の古典「大学」に登場する用語で、「物事の道理や本質を深く追求し、理解して、知識や学問を深め得ること」を意味します。幕末四賢候の一人として名高い福井藩主・松平春嶽公が揮毫した「格致」の額が福井大学には保管されており、福井大学の理念にもキーワードとして使われています。与えられた一つ一つの貴重な症例に通底する真理を、格致により見出す力を体得した若手研究者や臨床医が本学会から一人でも多く育ち、明日の腎臓病学を担っていただくことを切望しております。
本学会の特別演題ですが、15名のプログラム委員の先生方が知恵を絞って頂いたおかげで、素晴らしく充実した内容となりました。招聘講演は、Vanderbilt大学のVolker Haase先生と同じくVanderbilt大学の高橋孝宗先生にお願いしました。また、特別企画「アメリカで腎臓内科医として生きること」では、アメリカで活躍中の臨床医や研究医の先生方に、その魅力を余すところなく語って頂きます。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申しております。

腎臓病態内科学(臨床検査医学)研究室

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