福井大学医学部

北信がんプロ

本事業は、文部科学省の大学間の連携による「がん医療人材養成拠点」において、各大学の特色を生かした教育プログラムを構築し、がん医療の新たなニーズに対応できる優れた「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」を養成することで、我が国におけるがん医療の一層の推進を目的として実施されています。北信がんプロは、北信4県(石川県、富山県、福井県、長野県)の6大学(金沢大学、福井大学、富山大学、信州大学、金沢医科大学、長野県看護大学)が連携して活動しています。

令和5年から開始される次世代のがんプロフェッショナル養成プランは、第4期がん対策推進基本計画内で人材育成の強化として取り組むべき施策とされている、① がん医療の現場で顕在化している課題に対応する人材、② がん予防の推進を行う人、③ 新たな治療法を開発できる人材等のがん専門医療人材を養成する拠点を大学間連携により形成することを目的としています。

北信がんプロでは、「北信のシームレスながん医療を担う人材養成」をテーマとして、各大学の強みを生かした相互補完的教育コース開設や多施設・多職種連携の演習、がんデータベースの構築、市民啓発・がん教育活動等を実施することで、診断から治療・終末期医療まで質の高い医療を患者の居住地域でシームレスに提供する多職種チーム医療人材の養成を目指しています。