本学が以下のプレスリリースを行いました。
福井大学医学部の尾内隆行助教、チェコ共和国のマサリク大学のPeter Fabian博士、ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学のMáté Varga博士らの国際共同研究チームが、令和7年3月31日、生命科学分野で世界的に権威ある「ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)」の研究助成に採択され、本研究チームには、3年間で総額約120万米ドル(年間40万米ドル)が支給される予定です。(日本円換算で約180,000,000円)
HFSPの助成は、世界中の卓越した基礎研究を支援する国際的な競争的資金であり、世界で最も難関とされる研究助成の一つです。国際的に極めて高い競争率(採択率わずか3〜4%)を誇り、世界中から数百件の応募が寄せられる中、革新性・挑戦性・学際性・国際連携のすべてにおいて突出した研究プロジェクトが採択されます。この助成を獲得することは、世界最高水準の基礎研究者としての実力と独創性が国際的に認められたことを意味し、多くの受給者が後にERC(欧州研究会議)やHHMI(ハワード・ヒューズ医学研究所)などの大型の競争的資金へと飛躍するなど、研究者としての国際的評価を一段階押し上げるものです。
今後、日本・チェコ・ハンガリー3か国による国際共同プロジェクトとして進められます。
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