本学が以下のプレスリリースを行いました。
福井大学学術研究院医学系部門の村田航志助教は、ミシガン大学のケント ベリッジ教授とともに甘味に対する「おいしい」という快反応(Liking)を増幅する脳内の特定領域を明らかにしました。ラットを用いた実験により、嗅覚情報を受け取る脳領域「嗅結節」の前内側部に、甘味の快反応を大きく高める機能的な“ホットスポット”が存在することを見出しました。一方で、隣接する別の部位では逆に快反応が抑制されることも分かり、同じ脳領域内に精密な機能分化があることが示されました。さらに、この嗅結節の前内側部を刺激すると、他の快情動関連領域も同時に活性化することが確認され、嗅結節が匂いと味を統合し「風味による満足感」を生み出す神経ネットワークの一部として働く可能性が示されました。
本成果は、食の楽しみの神経基盤解明や、食欲異常・依存症の理解につながることが期待されます。
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村田 航志
福井大学 医学系部門 医学領域 形態機能医科学講座 脳形態機能学 助教
https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/12/0001179/profile.html






