アルバム of 福井大学医学部放射線科

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updated 2010.6.1 --

つぐみ会 2017/12/17

2017年12月17日福井ユアーズホテルにてツグミ会（福井大学放射線科同門会）が開催されました。今年は若干参加していただいた先生が例年より多く賑やかでより楽しい会になったと思います。ありがとうございました。

本学准教授塩浦先生から『放射線のこれまでとこれから』の発表をして頂きました。いかに放射線を正常臓器に当てずに癌に当てるか、装置の歴史的な進化を分かりやすく提示していただきました。

福井県立病員放射線科医長山本亨先生より「腸管虚血の画像診断」の発表をして頂きました。豊富な救急症例に圧巻されると同時に、画像だけではなく病歴が大事というメッセージが一貫してベースにある発表でプレゼンの勉強にもなりました。

つぐみ会 2016/12/12

2016年12月12日福井ユアーズホテルにてツグミ会（福井大学放射線科同門会）が開催されました。大学に在籍している先生のみならず、近隣、遠方の他施設で働いておられる同門の先生方も、お足下が悪い中、多数出席していただき、誠にありがとうございました。

今年も例年どおり、二演題ありました。
まず、本学講師である小坂先生から『ASL-MRI beyond the brain: 体幹部ASL-MRIの現状について』の発表をして頂きました。まさに本講座の核である、ASL研究の全体像を総括するような発表で、他施設の先生方にも大学の現状が伝わったのではないかと思われました。

続いて、福井済生会病院放射線治療センター部長の吉田先生から『トモセラピーの基礎と臨床』の発表をして頂ました。放射線科診断医向けに基礎から臨床まで丁寧に教えて頂き大変勉強になりました。

その後は写真撮影（上）、懇親会が行われました。以前までは立食だったのですが、今年は幹事である小坂先生の発案でビュッフェ＋椅子のスタイルになりました。大変好評で、特に腰痛を患っておられる先生がお喜びになられていたのが、印象的でした。来年も多数のご出席おまちしております。それではお元気で、よいお年を。

土田先生送迎会、杉山先生・高田先生歓迎会

2016/5/26　

23年間大学の核医学部門で診療されていた土田准教授が、2016年6月より福井循環器病院に移られることになりました。核医学のみならず、医局の運営、大学院生の指導、様々な分野で長い期間に渡ってご尽力を頂き、福井大学放射線科にはなくてはならない存在でした。土田先生不在による穴は大きいのですが、この度、高田先生が福井県立病院から大学院生として、また杉山先生は産休から、福井大学放射線科に復帰して頂くことになりました。新たな若手を含め医局全体一丸となって大きな穴を埋めるべく、日々邁進したいと思います！

つぐみ会 2015/12/13

2015年12月13日、平成27年度つぐみ会（福井大学放射線医学講座同門会）がユ
アーズホテルで開催されました。この時期にしては珍しく暖かい一日で、数多
くの先生方にお集まりいただきました。

木村教授からの放射線医学講座の現状についてのご報告に引き続き、松波総合
病院の伊原昇先生から『松波総合病院放射線科の現状』というタイトルで、松
波総合病院についてお話頂きました。全国的にみても“勝ち組”病院のひとつ
ですが、昨年新築された新病院や放射線科の業務についてご紹介頂きました。
私立とは思えない充実した病院で、地域の基幹病院として重要な役割を果たし
ていることが良くわかりました。また、ワークライフバランスを重視したうえ
で、臨床的にちゃんと機能している放射線科を構築している伊原先生のマネー
ジメント能力の高さに感銘を受けました。この両者をうまく両立させている放
射線科は少ないと思いますし、こういう所なら働きたいという人が増えるで
しょうね。

後半は大学の山元龍哉先生に『カシル？カスル？キャッスル？キャスル？
CASL？って、何にどう使ってるの？』というタイトルで教育講演をしていただ
きました。このタイトルは山元先生が初めて木村先生のCASLの演題を見たとき
のご感想だそうです。内容は、日本脳神経CI学会で受賞された内容で、多数の
症例を供覧しながら、MRIによる灌流画像がいかに臨床的に役に立つか、大変
わかりやすく教えていただきました。灌流画像なんて…と思われている先生も
いらっしゃるかもしれませんが、実際臨床で使っていると、非常に有効な方法
だと日々感じます。ASL法の普及により今後ますます読影する機会も増える事
でしょう。食わず嫌いにならずに、診断にうまく利用できるようにならなけれ
ば…と、ご講演をお聞きして改めて思いました。
その後は、懇親会会場に移動し、各施設の近況をご報告いただき、日頃なかな
かお会いする事ができない先生方と楽しい時間を過ごすことができました。放
射線科らしく、梅崎先生が御持参された遠隔診断システムで大盛り上がりでし
た。次回は最初からイス席にしようかなと思います。来年も良い年であります
ように。

村岡先生送迎会

2015/10/15　

12年間大学に勤務されていた村岡先生が2015年11月に林病院に移られることになりました。先生は近年、放射線部副部長、IVR責任者として放射線科のなかで最も重要な役割を担っていた一人でした。本当に長い間お疲れさまでした。また大学に時々顔をだしてくださると嬉しいです。

つぐみ会 2014/12/14

2014年12月14日、平成26年度つぐみ会（福井大学放射線医学講座同門会）がユアーズホテルで開催されました。雪の降り続く悪天候にも関わらず、数多くの先生方にお集まりいただき、誠にありがとうございました。

木村教授からの放射線医学講座の現状についての報告に引き続き、大学の土田
龍郎先生から『FDG-PETを使った悪性腫瘍の治療効果判定法-ちょっと知ってお
きたい4つのcriteria-』の演題で、FDG-PETによる治療効果判定についてご講
演を頂きました。判定方法の変遷や現在のコンセンサス、将来の方向性などを
わかりやすくまとめてくださり、大変勉強になりました。同じ内容を来年の
JCRウインターセミナーでもご講演されるということで、ちょっと得した気分
です。

後半は金沢赤十字病院の木本達哉先生から、『金沢赤十字病院放射線科
の紹介（役に立たない？）トリビア付』というタイトルで、金沢赤十字病院の
ご紹介からPTCD穿刺の疑問点、さらには“人間の意思がどのように決まる
か？”という心理的な側面にまで、多岐にわたる内容を聞かせて頂きました。
画像診断をしていると、直感と論理の狭間で迷い、つい魔がさして失敗してし
まうことも多いですが、ご紹介いただいた本“ファスト&スロー”を読んで、
自分の意思決定プロセスをコントロールできるようになりたい！と本気で思い
ました。さらに、話の途中にはたくさんの錯視の例を供覧してくださり、人間
の視覚というものはいい加減なものだということを実感でき、楽しいご講演で
した。その後は、懇親会会場に移動し、今年度入局された3人の先生（下條先
生、佐々木先生、小辻先生）からの抱負や各施設の近況をご報告いただき、日
頃なかなかお会いする事ができない先生方と楽しい時間を過ごすことができま
した。来年も良い年でありますように。