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「イチローや石川遼は教育の賜物」なのでしょうか?第二のイチローを生むことができるのでしょうか?「子どもの能力をいかに伸ばすか」が、国の将来をも左右するといわれ、「学力」や「能力開発」がマスコミの話題となることも多い昨今です。一方、単なる「学力」ではなく、他人と付き合い人生をのりきる「たくましさ」や、他人の気持ちを理解し関わりをもち、同時に自分のこころの問題を処理するこころの知能(「情動知能」)の育みも大変重要です。 個人の能力は「脳」の働きによっています。それ故「脳」の発達の仕組みを明らかにし、その仕組みに応じて能力開発や教育法の改良を行いたいと考えることも自然なことかもしれません。さらには、さまざまな、時に脳にその成因を求めうる疾病に対処するべく、「脳」や細胞レベルでの脳発達の仕組み」と実際の人の「脳機能の発達」がどのように結びつくか、直接解明された例は限られています。 本プロジェクトでは、最近進展の著しい「脳画像」をこの両者を結び付ける橋渡し技術として位置づけ、客観的指標に基づき「脳機能の発達」を科学します。学童の脳の発達を画像化し、能力の発達と脳発達との関連を明らかとします。同時に本プロジェクトでは、「分子や細胞レベルでの脳発達の仕組み」の解明を一層進展させるとともに、「脳画像」にて得られた知見を積極的に子育てや療育にフィードバックすることとしています。 「脳」が関わる学術分野は大変広い。全ての学問領域が関連するといっても過言ではありません。「脳」は人の営みの実体であり、ヒトをたらしめている実体ともいえるでしょう。本プロジェクトでは、当初参加予定の学内構成員のみならず、学内外広く関連する方々の参加をも募り、その実施に努める予定です。少しでもより良い形でのプロジェクトの実施が図れるよう広くご理解を賜ることができれば幸甚です。 |
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