2019/09/29 第15回てつがくカフェ「『脳死』を哲学的に問う(Ⅱ)」@Fスクエアを開催します。
Fスクエアでの第15回てつがくカフェを開催します。
実施日 : 令和元年9月29日(日) 13:00~15:30
場 所 : 大学連携センター Fスクエア(福井駅東口 アオッサ7階)
テーマ : 「『脳死』を哲学的に問う(Ⅱ)」
そもそもこのような「脳死」と呼ばれる状態を「人として死んでいる」とみなすことを私たちはどのように考えるべきなのでしょうか。
そこには、医学的な問題や制度上の手続きと は異なったさらにその深いところに哲学的な問題が横たわっていることは間違いありません。
てつがくカフェ「医療とケアを問い直す」では、「脳死」の問題を2回に分けてシリーズで問い直しています。
前回(第1回目)は、「脳死」に関する医学的アプローチ、社会的アプローチ、法的アプローチ、哲学的アプローチ、倫理学的アプローチの概要を確認した後、そこに潜んでいる哲学的な問題点をあぶり出しました。
例えば、全ての脳の機能が不可逆的に停止したとしても、拍動している心臓を見るととても「死んでいる」と見なすことはできない、脳死を「認める」ことと「人の死を受け容れること」には違いがあるのではないか、などーー
今回(第2回目)のてつがくカフェでは、前回で導き出されたこのような哲学的な〈問い〉に、参加者のみなさんとの丁寧な対話をとおして応えていきたいと思います。
皆さま、是非ご参加ください。
ファシリテータ:西村高宏(福井大学医学部 医学教育・倫理学分野)
ファシリテーション・グラフィック:近田真美子(福井医療大学 保健医療学部)
主催:てつがくカフェ「医療とケアを問い直す」(福井大学医学部 医学教育・倫理学研究室)
共催:福井大学医学部附属教育支援センター,てつがくカフェ@ふくmedi,
問い合わせ先:ニシムラ(tanishi@u-fukui.ac.jp )
*事前申し込み不要(自由参加、途中退場自由)
*どなたでもご参加いただけます。
*小さなお子様も一緒に参加予定の方は、予めご連絡ください。