大学院生募集！

　福井大学第三内科では呼吸器内科領域または内分泌・代謝内科領域での医学研究を志す大学院生を随時募集しています。出身大学、学部など特に制限を設けておりませんので、ご希望のある方は第三内科医局まで直接お問い合わせください。
　なお、医師の場合、大学病院の医員と大学院生を兼務することが可能ですので、専門医取得と併行して医学博士取得を目指すことも可能です。現在、理学療法士の大学院生も受け入れており、コメディカルの方の大学院受け入れも可能ですのでご相談ください。
　第三内科（呼吸器内科または内分泌・代謝内科）に入局した場合、入局２年目以降の大学院への進学を勧めていますが、大学院への進学時期については、柔軟な対応をとっています。
　現在、呼吸器内科グループ２名（コメディカル１名を含む）、内分泌・代謝内科グループ１名の大学院生が在籍しています。

研究テーマ

1. 肺がん・胸部悪性腫瘍の研究
   • PET-PET/MRIを用いた研究
   • 新しいトレーサーを用いたPET による肺がん診断への応用
   • 肺がんの気管支鏡診断の研究
   • 肺がんの薬物療法の臨床研究
   • 肺がんと悪性胸膜中皮腫の病理学的研究
2. FDG-PET の呼吸器疾患診断への臨床応用
3. びまん性肺疾患の研究
   • 筋炎関連間質性肺炎の画像研究
   • 気管支肺胞洗浄液における細胞の形態学的評価
   • Webシステムを用いた間質性肺疾患に対するMDDによる診断力向上への取り組み
   • IgG4 関連肺疾患の病態に関する研究
4. 細胞外酸性の気道炎症へ及ぼす影響に関する研究
5. 慢性呼吸器疾患における漢方薬の効果に関する研究
6. トランスレーショナルリサーチとして、DNAチップを用いた網羅的発現遺伝子解析により抽出された糖尿病高血圧関連遺伝子について独自の測定法を開発し臨床検体で解析しています。
7. ゲノムコホート研究の多施設共同研究体制（G-DOC Study、UMIN-CTR 第1,580号）を整え、遺伝子型と累積腎生存率や糖尿病発症率などとの関係を解析しています。
8. 国際交流事業協同研究として「子癇前症（妊娠高血圧腎症）の早期診断に関連する諸因子に及ぼすHIV感染の影響」として、遺伝子発現や血中濃度の解析を実施しています。
9. 糖尿病や肥満症に合併する“脂肪心筋”が不整脈や心不全を誘発するメカニズムを、我々独自の遺伝子改変マウスを用いて解析しています。