福井大学医学部

博士課程[統合先進医学専攻]

アドミッションポリシー

教育理念・目標

福井大学大学院医学系研究科(博士課程)では、

  1. 高度な知識を有し、科学的・論理的な思考で高い水準の医学系研究を遂行・発信できる研究能力を有する医学研究者
  2. 先端的で高度専門的な臨床技能を提供できる実践能力を有する臨床医
  3. 地域に貢献ができる臨床研究能力や教育的指導力を備えた質の高い総合診療医・ER救急医・家庭医の養成を教育理念とし、21世紀の社会で活躍できる優れた人材、高度専門職業人を育成します。

求める学生像

理念・目標を達成するために、 博士課程では、

  1. 医学・生命科学領域において、科学的・論理的な思考で高い水準の研究の遂行・発信を目指す人
  2. 各医療分野で優れた臨床研究能力と先端的で高度な臨床技能を備えた医学研究者を目指す人
  3. 研究・教育指導の出来る卓越した総合診療医・ER救急医・家庭医を目指す人

を求めています。

入学者選抜の基本方針

博士課程では、将来、医療ならびに関連分野の中核として活躍する多くの人材を育成するため、以下のように入学の門戸を広げています。

  1. 入学の時期:春季(4月)と秋季(10月)の年2回とし、それに合わせて入学試験を年2回行っています。
  2. 出願資格:大学の医学、歯学又は修業年限6年の薬学若しくは獣医学を履修する課程を卒業した者だけでなく、他学部卒業者及び短大や専修学校修了者に対しても、教育、研究又は診療に従事した期間の研究業績を持って、卒業と同等以上の学力があると審査した者には出願資格を認めています。
  3. 学力検査等:筆記試験(英語)と志望する専攻・部門(コース)についての口頭試問を行い、語学力及び専門的知識を評価します。

大学院コース紹介

コース 部門 指導教員 所属
医科学コース 飯野 哲
深澤 有吾
松岡 達
定 清直
菅井 学
山田 雅己
青木 耕史
藤田 亮介
岩本 真幸
木戸屋 浩康
岡沢 秀彦
清野 泰
解剖学
脳形態機能学
統合生理学
ゲノム科学・微生物学
分子遺伝学
分子生体情報学
薬理学
医療統計学
分子神経科学
血管統御学
高エネルギー医学研究センター 分子イメージング展開領域
高エネルギー医学研究センター 分子プローブ開発応用領域
先端応用医学コース 腫瘍医学部門 小林 基弘
山内 高弘
五井 孝憲
吉田 好雄
長谷川 稔
吉村 仁志
岩﨑 博道
酒巻 一平
腫瘍病理学
内科学(1)
外科学(1)
産科婦人科学
皮膚科学
歯科口腔外科学
感染症・膠原病内科
感染症学講座
器官再生医学部門 中本 安成
石塚 全
岩野 正之
夛田 浩
大嶋 勇成
小坂 浩隆
腰地 孝昭
松峯 昭彦
重見 研司
横山 修
菊田 健一郎
稲谷 大
藤枝 重治
森岡 浩一
内科学(2)
内科学(3)
腎臓病態内科学、検査医学
循環器内科学
小児科学
精神医学
外科学(2)
整形外科学
麻酔・蘇生学
泌尿器科学
脳神経外科学
眼科学
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
医療環境制御センター 医療安全管理部
病態情報解析医学部門 内木 宏延
平工 雄介
島田 一郎
木村 浩彦
後藤 伸之
分子病理学
環境保健学
法医学・人類遺伝学
放射線医学
薬剤部
地域総合医療学コース 林 寛之
山村 修
井階 友貴
総合診療部
地域医療推進講座
地域プライマリケア講座

最近の博士課程論文

タイトル
Conductance Selectivity of Na+ Across the K+ Channel via Na+ Trapped in a Tortuous Trajectory
要約
生命のナノワールド:生命の基本物質、蛋白質がどのように機能しているのか。その立体構造が明らかになっても機能を生みだす仕組みを解明するにはナノの世界に入り込む必要がある。イオンチャネルは特定のイオンを高速で透過させる膜蛋白質である。教科書にはカリウムチャネルがK+(1.3Å)よりもわずかに小さなNa+(1.0Å) をほとんど通さないこととその分子機構が記述されている。私達はこのことを疑い、一分子のカリウムチャネルを透過するNa+を世界で初めて観測することに成功した。さらに計算機シミュレーションを用いて、Na+はサイズが小さい(半径0.1 nm)ために経路の途中で多数の小さな窪みに引っ掛かりながらゆっくりと流れることを解明した。一方、より大きなカリウムイオンは窪みに落ち込まず速やかに流れる。
著者
三田 建一郎(2020年度学位取得)
タイトル
Influences of Folate Supplementation on Homocysteine and Cognition in Patients with Folate Deficiency and Cognitive Impairment
要約
もの忘れ外来を受診した1,349人中、葉酸欠乏を伴う認知機能が低下した45人に葉酸を経口投与した結果を解析した。補充療法後、Hcy値は25.0±18.0から11.0±4.3 nmol/mL(p<0.001)へと、またMMSEは20.1±4.7から22.2±4.3(p<0.001)へと有意に改善した。MMSEの改善と海馬萎縮の程度には相関はなかった。葉酸欠乏を伴う認知機能が低下した患者に対する補充療法は、海馬の萎縮の程度に関わらず有効であることが示された。
著者
濵 由香(2020年度学位取得)
タイトル
Evaluation of Bleb Fluid After Baerveldt Glaucoma Implantation Using Magnetic Resonance Imaging.
要約
MRI画像にて、バルベルト緑内障インプラント術後の濾過胞を評価した。解析により、インプラントプレートの外側にのみ1層貯留する症例とプレートを挟むように内側と外側に2層貯留する症例が存在することが初めて明らかとなった。手術成績と濾過胞についての関連解析では、濾過胞の体積と術後眼圧の相関は低く、濾過胞が2層になっている症例のほうが1層の症例より体積が有意に大きく、術後眼圧が有意に低かった。また、術前の手術既往回数は2層症例で有意に少なかった。さらに、術後濾過胞が1層になるリスク因子についての多変量解析では、術前の手術既往回数が多いことが有意に関連し、術後眼圧上昇のリスク因子であることが分かった。
著者
岩﨑 健太郎(2020年度学位取得)

博士課程論文一覧

学習支援制度

詳しくは「大学院案内 医学系研究科博士課程2020」の34頁をご覧ください。

  • 入学料・授業料の免除および徴収猶予の各種制度があります。希望する方は、入学手続きの前(入学料・授業料の振込をする前)に松岡キャンパス学務室学生係(TEL0776-61-8265)にお問い合わせください。
  • 奨学金制度が各種あります。希望する方は、出願する前に松岡キャンパス学務室学生係(TEL0776-61-8265)にお問い合わせください。

外国人留学支援

本研究科では、教育及び研究に係る国際交流の促進に寄与することを目的に、外国人留学生のために次のサポートを用意しています。

  1. 在留許可の申請
  2. 宿舎の提供
  3. 私費外国人留学生のための奨励金制度

詳しくは「大学院案内 医学系研究科博士課程2020」の35頁をご覧ください。

医学系研究科博士課程「募集要項」
https://www.u-fukui.ac.jp/user_admission/examination/essential_point/info_grad/#a4

 

2021博士課程シラバス
2020博士課程シラバス
2019博士課程シラバス
2018博士課程シラバス

 

「福井大学大学院医学系研究科博士論文審査実施要項」
http://kisoku.ad.u-fukui.ac.jp/kitei/doc/extramural/rule/872.html