福井県学生地域夏期研修2025
令和7年8月22日・23日に福井県学生地域夏期研修が開催されました。
自治医科大学生,福井県医師確保修学資金奨学生,3年~5年生の計25名の参加がありました。
一日目は、地域医療体験実習として、8施設にグループごとに分かれ、病院見学をさせていただきました。
二日目午前の部では、前日の地域医療体験実習の発表後、若狭高浜病院 整形外科医長 海透優太先生と福井大学地域プライマリケア講座 助教 安原大生先生による地域医療企画研修「目隠しで作りまSHOW」「行動経済学と医療ワークショップ」があり、グループに分かれて、コミュニケーションの取り方や、患者さんの「わかっているけど、できない」に寄り添う視点を、時には真剣にグループで意見をまとめたり、また楽しみながら行いました。午後からは、医療MaaS(※)の遠隔診療を、患者役、看護師役、医師役とそれぞれにわかれて行い、また、北野先生レクチャーの下、耳鏡などを使った模擬診察も体験しました。
この福井県学生地域夏期研修は、将来、福井県内の公的医療機関で勤務する自治医科大学生、福井県医師確保修学資金奨学生が、学生の段階から県内の地域医療、へき地医療を体験し、
相互の交流を深めることにより、地域医療に対する理解・モチベーションの向上を図ることを目的としております。
【 研修プログラム 】
8月22日(金) 地域医療体験実習 - 8医療機関
8月23日(土) 午前 体験実習まとめ・発表
地域医療企画研修 コーディネーター:若狭高浜病院 整形外科医長 海透優太 先生
福井大学地域プライマリケア講座 助教 安原大生 先生
午後 地域医療企画研修 医療MaaS(※) 遠隔模擬診療 体験
研修まとめ
【 会場 】
体験実習医療機関(8施設):市立敦賀病院、国立病院機構敦賀医療センター、若狭町国民健康保険上中診療所、若狭町国民健康保険三方診療所、
越前町国民健康保険織田病院、公立丹南病院、国民健康保険今庄診療所、国民健康保険池田診療所
研修会場:福井県国際交流会館
※医療MaaS(Mobility as a Service)は、医療サービスと移動手段を統合し、患者が必要な医療を受けやすくするための新しいサービスモデルです。
オンライン診療・巡回診療・巡回検査などに使用されています。