福井大学医学部

環境保健学

研究内容紹介

主要研究テーマ

Air Pneumo(The Asian Intensive Reader of Pneumoconiosis Project)

タイなどアジア諸国の医師を対象に、じん肺エックス線写真読影医養成コース(AIR Pneumo)を立ち上げ、じん肺検診の精度管理のための標準的な教材開発、講師養成、読影能力試験などを行っている。
※主なメンバー:日下、田村

JGSARD研究(Japanese General Screening Study for Asbesto-related Diseases)

約9000名の検診希望の一般住民を対象に問診・アンケートと胸部XP、低線量CTを使用し、3年間の調査を行った。それらの画像所見と問診内容とを比較分析し、わが国での石綿関連疾患の広がりを類推するべく解析が進められている。
※主なメンバー:日下、田村

感作性物質の分類とQSAR

日本産業衛生学会が勧告する許容濃度には化学物質の感作性に関する項目もある。この感作性に関する化学物質の分類の世界的な動向をふまえてupdateを行っている。また、化学物質の構造から、その化学物質が感作性を有するかどうか予測する定量的構造活性相関(Quantitative Structure-Activity Relationship:QSAR)モデルの開発を行っている。
※主なメンバー:日下、佐藤、梅村、田村

インジウムによる呼吸器障害の研究

インジウムは液晶パネルなどに用いられており、産業的に重要な金属である。しかし、製造工程などでインジウム粒子に曝露されると、間質性肺炎などの呼吸器障害を引き起こす。このインジウムによる呼吸器障害に関して、その経時的変化を臨床学的見地からフォローしている。
※主なメンバー:日下、梅村

入浴中の死亡事故に関する研究

北陸は冬期、入浴中の死亡事故が多い。これは単に気候的・季節的な問題ではなく、住宅の構造、生活習慣、家族構成などの要因が絡んでいる。ここ数年、我々はこの問題を解決すべく、脱衣を含めた一連の入浴行動に関する基礎的勉強や調査の準備を進めてきた。そして、2012年の春から福井県嶺北地域在住者を対象に調査を開始した。今年度中にその結果を学会や論文により発表する予定である。
※主なメンバー:梅村、安達、平井(福井県立大学へ転出)

バングラデシュの水・保健衛生環境改善に関するプロジェクト

本学工学部の福原教授を中心に構成されたメンバーにより、衛生的な水を得ることが難しいバングラデシュ・パイガサ地域で保健衛生環境改善(主に水環境改善)に取り組んでいる(現在は準備段階であり、平成25年度より本格始動する)。
※主なメンバー:日下、梅村

ヘルスプロモーションに関する研究

生活習慣病のリスク因子、改善因子についての研究を行っている。特に、本学の40歳以上の教職員を対象に「身体活動に関するアンケート調査」を実施して、運動、労働、通勤、家事などの生活活動とメタボリックシンドロームとの関係を検討し研究を進めている。また、本年(平成24年)より、ストレスと動脈硬化の関係についても調査を行う。
※主なメンバー:梅村、平井(福井県立大学へ転出)、飛田(協力研究員)

環境保健学研究室

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