麻酔・周術期管理
当院の手術部には全身麻酔を行える手術室が10室あり、年間で3000人以上の患者さんが全身麻酔下での手術を受けています。麻酔科として、患者の皆さまが安心して手術を受けられるよう、術前から術後まで周術期を通した診療を心がけています。
傷口の大きさを考慮し、硬膜外麻酔や神経ブロックといった鎮痛方法を全身麻酔に併用することもあります。疼痛に不安がある方は術前外来で気軽にご相談ください。

| 診療実績 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
| 全身麻酔件数 | 3099 | 3195 | 3381 | 3633 |
全身麻酔が可能な手術室10室すべてに、当教室が開発に携わったロボット麻酔システム(AsisTIVA)をすぐに使用できる設備を備えています。2026年10月現在、複数台のAsisTIVAを同時に稼働させているのは福井大学医学部附属病院のみです。また、各手術室の生体情報モニタ、手術室監視カメラ、術野カメラを控室から閲覧できる情報システムを整備しており、手術部の運営効率と患者安全の向上に寄与しています。
詳しくは、研究内容紹介ページもご覧ください。

集中治療部
集中治療部では、手術後の患者さんや救急搬送された患者さんをはじめ、重症感染症、呼吸不全、循環不全、腎不全など、一般病棟での管理が困難な重症患者さんの診療を行っています。特定の診療科や疾患に限定せず、さまざまな臓器障害を有する患者さんに対して、全身状態を総合的に評価しながら治療を行うことが集中治療の特徴です。
当院のICUでは、集中治療医が24時間体制で診療に携わり、各診療科の主治医と協力して患者さんの治療にあたっています。また、看護師、臨床工学技士、薬剤師、理学療法士、管理栄養士など多職種と連携し、人工呼吸管理、循環管理、血液浄化療法、栄養管理、感染症治療、早期リハビリテーションなどを含めた包括的な集中治療を行っています。
また、日本集中治療医学会の集中治療専門医研修施設として、集中治療を専門とする医師の育成にも取り組んでいます。日々の診療に加えて、ICUで得られる臨床データを活用した研究や教育を行い、集中治療の質の向上に努めています。
詳しくは、研究内容紹介ページもご覧ください。

| 診療実績 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
| 年間入室患者数 | 797 | 829 | 783 |
| 緊急入室 | 445 (55.8%) | 482 (58.1%) | 449 (57.3%) |
| 手術後 | 491 (61.6%) | 504 (60.8%) | 483 (61.7%) |
| 人工呼吸器使用患者 | 266 (33.4%) | 317 (38.2%) | 284 (36.3%) |
| CRRT使用患者数 | 73 (9.2%) | 88 (10.6%) | 80 (10.2%) |






