福井大学医学部

外科学(2)

教育内容紹介

学部学生教育では、医学教育モデル・コア・カリキュラムに準拠し、3年次後期から循環器系、呼吸器系疾患の外科治療について系統的な講義を行っています。5年次、6年次には学生実習、実践臨床病態学演習を通して、臨床の現場から学ぶ参加型実習を行っています。この際、肺癌手術、心臓手術などを見学または手洗いを行って術野で間近に見ることによって、胸部外科手術の迫力と緊張感を肌で感じ取っていただけるようにしています。また特に5年次の学生実習では、付属病院の中だけでなく済生会病院、福井循環器病院など市内基幹病院のご協力を得て、臨床の第一線病院で出来るだけ多くの症例を経験できるように工夫しています。

卒後研修では、呼吸器、循環器と領域は異なるものの胸部外科としての共通性、外科診療の基礎を術前計画、手術、術後管理を通して学習します。付属病院では糖尿病、脳血管疾患、腎不全など合併疾患を多く抱えたハイリスク患者も多く、全身管理ができる臨床医を育成しています。また何よりも外科診療はチームワークが重要であり、科内での意思疎通、他診療科との連携、コメディカルとのコミュニケーション能力、患者さん、ご家族への十分な対応と配慮を学ぶことを目標としています。

教育について(呼吸器外科)

呼吸器外科領域は、肺、気管支、縦隔(心臓の周囲)、胸膜、そして胸壁の疾患の外科に関連した講義を行っております。主に疾患論であり、臨床を行う上で、基本的な知識を教えています。

手術中のビデオを供覧しより理解が深くなるように取り組んでいます。臨床を行うにあたり、確かに知識がないと何事も始まらないのは事実ですが今の学生教育に必要なのは、自分で問題を解決する力を身につけさせること、自分で勉強する力を身につけさせることと考えます。私も含めて、今後の講義の内容も、従来と違い、ただ単に疾患の内容を教えるのではなく、その罹患している疾患に辿りつくための診断や考え方、その疾患をいかに治していくかの基礎、考え方、その治療の成り立ちなどを講義の内容にし、再構成し行っております。

臨床実習に関しても、医療は人と人との繋がりでもあるということを実感させることが重要と考え、個々の学生に対して患者に対して診療を行っている姿を見せて手本となることが学生に対する教育となり、手術見学もできるだけ手術に参加するように取り組んでいます。

外科学(2)研究室

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