福井大学医学部

外科学(2)

診療内容紹介

心臓血管外科

心臓・大血管・末梢血管のさまざまな疾患に対する外科治療を行っています。心臓・大血管手術では、虚血性心疾患の手術(冠状動脈バイパス術、オフポンプバイパス術、左室形成術など)、弁膜症手術(人工弁置換術、弁形成術、メイズ手術など)、大血管手術(胸部動脈瘤、解離性大動脈瘤など)の成人疾患全領域に対応し、良好な治療成績をあげています。腹部大動脈瘤に対しては、ハイリスク例などを中心に血管内治療(ステントグラフト)も行っています。また、末梢動脈疾患に対する血行再建術(バイパス術)、静脈瘤手術(ストリッピング術、硬化療法)なども行っています。

呼吸器外科

肺、気管支、縦隔(心臓の周囲)、胸膜、そして胸壁の病気を専門に診察し、外科的治療を行っています。年間の呼吸器外科手術症例数は、最近3年間平均120症例 / 年で、その内、原発性肺癌60例前後の手術を行っています。特に、最近では胸腔鏡を併用した手術に力を入れ、気胸を代表とする良性疾患はもとより、早期の肺癌に適応を広げ、より浸襲の少ない手術を心がけています。早い時期の肺癌症例に対しては標準的根治手術を行い、胸腔鏡を使い、より痛みの少ない手術を行っています。(創の長さは、6cmから12cm) 進んだ肺癌の症例に対しては、どの抗癌剤が効くかを調べた後(抗癌剤感受性試験)、術後治療を追加で行っております。また、胸膜まで進んでいる症例(胸膜播種症例)には、胸腔内温熱灌流化学療法を追加で行っており良好な成績を得ております。他、自然気胸に対しては原則的に胸腔鏡手術を行い、径5mm、10mmの穴をあけ、手術を行います。入院期間は3~7日間です。漏斗胸の手術では、両側の脇の下の小さい創(2cmほど)で行うことが可能なNuss法漏斗胸手術を導入し、胸腔鏡併用にて安全に小さい創で手術を行っております。重症の肺気腫でも一定の条件が揃えば、手術を行い症状を軽快させることが可能です。手術は容量減少手術にて胸腔鏡下に行っています。そのほか、転移性肺癌、肺良性腫瘍、縦隔腫瘍、肺気腫、手掌多汗症などの疾患は、体に負担の少ない胸腔鏡を用いて手術を行っています。

外科学(2)研究室

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