第37回日本脳腫瘍病理学会学術集会
2019年5月31日から6月1日に「ウインクあいち」で開催された第37回日本脳腫瘍病理学会学術集会に北井准教授と山内が参加・発表してきました。北井准教授は「グリオーマの兄弟例」、山内は「髄膜腫における術前塞栓術後の画像変化及び病理学的変化の関係」をそれぞれ発表してきました。私の症例は今にしては珍しく、遺伝子の関係しない純粋な病理所見のみの発表であり、特に病理の先生から興味をいただき、御質問をいただきました。
多くが悪性脳腫瘍の遺伝子変異を報告している中、髄膜腫や下垂体疾患でも分子学的な発表がみられるようになり、さらに腫瘍の世界において診断や治療に遺伝子の比重が高まっていくことを感じました。
山内貴寛
≪ 第39回日本脳神経外科コングレス総会 │ 2019年6月2日 │ 新入医局員(2019年6月) ≫