第25回北陸間脳下垂体腫瘍研究会
8月24日に福井県のAOSSAで開催された第25回北陸間脳下垂体腫瘍研究会に、山内が「成長ホルモン分泌不全性低身長症として治療を開始されていた頭蓋内胚細胞腫の1例」を発表してまいりました。GHホルモン補充により惹起された尿崩症のメカニズムについて考察を重ねていきましたが、その他非常に参考になる御意見をいただきました。
内分泌の先生よりの御発表は我々外科とは違った視点の内容であり、ホルモン産生下垂体腫瘍とその治療薬との関係についてなどとても勉強になりました。
特別講演では鹿児島大学脳神経外科学教授、吉本幸司先生に御講演賜りました。鞍上部病変の手術について、多くの論文をまじえながら非常に教育的な御話に加え、先生の御経験もお話しいただき、話を最後まで聞いた時には次の1例を深く考えたくなるようなすばらしい内容でした。
山内貴寛
≪ 第9回福井脳神経外科手術セミナー │ 2019年8月26日 │ 脊椎疾患の神経障害性疼痛セミナー ≫