学会報告:第29回北陸間脳下垂体腫瘍研究会
今回、当科主幹、福井県繊協ビルで2024年9月7日に開催されました第29回北陸間脳下垂体腫瘍研究会で山内が発表いたしました。今回は福井主催であり、当院内分泌・代謝内科からの演題もありました。第一演題から大いにDiscussionが盛り上がり、討論で時間が超過するほどでした。私は一般演題の最後に「下垂体卒中後の治療経過に原発性アルドステロン症と診断された1例」を発表いたしました。日常臨床の中で生じた内科的な疑問を、ご専門の先生方にお聞きしたく発表させていただきました。
特別講演は神戸大学の糖尿病・内分泌内科の講師、福岡秀規先生より、「下垂体における内分泌学的アプローチ」のタイトルでご講演賜りました。先端巨大所、クッシング、そして下垂体ホルモン分泌不全について、臨床および基礎データに基づく、明日からの診察や研究に役立つお話でした。他科とDiscussion機会は少なく、こういったジョイント研究会は我々の知識を広げてくれると感じます。 山内貴寛
≪ 専門医合格 おめでとうございます │ 2024年9月10日 │ 日本脳神経外科第83回学術集会 参加 ≫