第33回福井県脳機能画像カンファレンス
10月21日(金)、第33回福井県脳機能画像カンファレンスがユアーズホテル福井で開催されました。本会は福井大学の高エネルギーセンター長である岡沢秀彦教授が代表世話人となって年2回開催されています。今回は福井大学神経内科の山口智久先生から「当院で経験した自己免疫疾性脳炎の画像所見についての検討」、当科の東野芳史先生から「もやもや病の一例 PET/MRIでの評価」の2題の症例検討の発表がありました。
また特別講演には岩手医科大学脳神経外科の小笠原邦昭教授から「MRIおよびSPECTを用いた脳虚血性病変に対する新たな脳循環代謝画像」のご講演をいただきました。MRIあるいはSPECTを用いた脳血管予備能の評価は、多くの症例のPETデータに裏打ちされ、脳梗塞再発や術後過還流の予測に今日からでも役立つと思われ大変勉強になりました。また懇親会でも小笠原教授を囲んで多くの先生方と楽しい時間を過ごすことができました。遠いところをご講演に来ていただきました小笠原教授に感謝申し上げます。
有島英孝
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