第37回日本脳神経外科コングレス総会
5月11日(木)から14日(日)までパシフィコ横浜にて、第37回日本脳神経外科コングレス総会が開催されました。今回は当教室と親交のある、国立がん研究センター・脳脊髄腫瘍科の成田善孝先生が会長を務められ、福井大学から国内留学している山内貴寛先生も活躍してくれました。
5月13日(土)のランチョンセミナーでは、当教室の菊田健一郎教授が「医療機器開発事始め:工学部の人と物作りをしてみて」という演題で講演されました。地方の大学医学部は、医療サービスの提供や人材の育成、基礎・臨床研究に加えて、地域への貢献も期待されています。現在当教室では、チタンの加工技術を持つ地元メガネメーカーの株式会社シャルマンと共同で、伝統工芸・越前打刃物の技術を生かした脳神経外科マイクロ手術機器(ハサミ、鑷子など)の開発を進めており、すでに国内外で広くご使用いただいております。シャルマンから当教室に特命准教授として派遣されている工学博士の多田弘幸先生が、医工連携をスムーズに進めるための重要なキーパーソンとなっています。
小寺俊昭
≪ 「福井県の地方創生モデルを学ぶ」(韓国KBSテレビ) │ 2017年5月18日 │ 第35回日本脳腫瘍病理学会 ≫