福井大学医学部

脳神経外科学

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脳表ヘモジデリン沈着症の新たな検査方法(11月23日 福井新聞)

「脳表ヘモジデリン沈着症の新たな検査方法」に関する記事が11月23日(木)福井新聞に掲載されました。近年、脳表ヘモジデリン沈着症の中に脊髄の硬膜欠損を伴う症例が明らかになり、我々の施設で脊髄内視鏡を使用して「小さな硬膜の穴」を発見し治療することに成功しました。大きな硬膜の欠損はMRIで診断できますが、血管内視鏡を脊髄に応用した今回の研究は、これまで原因不明とされた脳表ヘモジデリン沈着症の診断治療に大いに役立つものと期待されます。今回の成果はJ Neurosurg Spineにも掲載されました。

有島英孝