第39回東海頭蓋底外科研究会 参加報告
2024年3月30日、第39回東海頭蓋底外科研究会に参加し、「顔面神経鞘腫の一例」を発表
しました。本研究会は、毎年名古屋大学にて開催されていますが、私自身は今回が初めて
の参加となります。脳外科、耳鼻科、形成外科により合同開催されており、嗅神経芽細胞
腫の知見など、他領域の疾患について学びがありました。大阪公立大学形成外科の元村尚
嗣先生による特別講演では、感染創であっても、デブリードマンを十分に行えば、人工骨
を用いての一期的閉創も可能であるとのコメントが印象的でした。近年は他診療科との合
同手術も一般的となってきており、こうした診療科の垣根を越えた研究会の意義を強く感
じる機会となりました。川尻智士
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