福井大学医学部

ゲノム科学・微生物学

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C型肝炎ウイルスの複製の新しい制御機構を解明した論文を発表しました。

ゲノム科学・微生物学分野では、C型肝炎ウイルス(HCV)の複製の新しい制御機構を解明した論文をJournal of Biological Chemistry誌に発表しました(7月22日付オンライン)。

この論文は、組換えウイルスを用いてHCVの複製がチロシンキナーゼc-Ablによって制御されることを明らかにしたもので、分子標的治療薬の一つであるイマチニブがHCV複製を抑制するメカニズムを明らかにしています。

またこの論文は2015年度前期の医学部優秀論文に選出されました。