福井大学医学部

精神医学

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第66回日本児童青年精神医学会総会を開催します

2024年10月の愛媛総会から引き継ぎ、来秋の2025年11月、福井にて、第66回日本児童青年精神医学会総会を開催します。魅力あるプログラムで、未来ある子どもたちが楽しく毎日を過ごすことができるように、そのサポートのヒントが得られる総会を目指しています。


第66回日本児童青年精神医学会総会

Thinking locally: “A frog in a well knows the depth of the blue sky”

 

会 期:2025年11月13日(木)~15日(土)
会 場:JR福井駅隣接の2会場(AOSSAハピリン

会 長:小坂 浩隆(福井大学医学部精神医学)
副会長:眞田 陸(福井大学医学部精神医学)
事務局長:幅田 加以瑛(福井大学医学部精神医学)

演題募集期間:2025年5月1日(木)~30日(金)

事務局:第66回日本児童青年精神医学会総会運営事務局
株式会社ライトスタッフ内 担当:高津
電 話:0776-25-5060【時間】平日10:00〜18:00
FAX:0776-25-7202
メール:jscap66@right-stuff.biz


テーマに寄せる思い

本総会のテーマは、「Thinking locally: “A frog in a well knows the depth of the blue sky”」です。
“A frog in a well”は有名な格言(荘子)「井の中の蛙」になります。しかしながら、一般的なマイナスの意味合いだけでなく、「井の中の蛙、天を知る」とプラスの意味合いもあるとされます(河井寬次郎記念館)。私たち児童精神領域に携わる者は、狭い世界を生きているかもしれないけど、子どもたちの将来をずっと考えている。この信念を常に忘れないで行こう。もちろん、子どもたち側もそうかと思います。子どもたちも大人になってしまった私たちにはわからない世界の中で生きているのかもしれない。私たちには、とてもつまらない、理解ができない、意味のない世界に見えるかもしれないけれど、子どもたちもその世界で深く学んでいる、大切な経験をしているのではないでしょうか。

今回、福井市出身の著名な漫画家の石黒正数先生に、そのテーマをお伝えさせていただいたところ、とても素敵な原画を作成くださいました。
石黒先生よりコメント:
“ テーマになぞらえ、地面に落ちた雲の影と子供たちが見上げる様子から、空を感じられるようにと思い描きました。 石黒正数 ”
この場をお借りして、石黒正数先生には感謝申し上げます。石黒先生の原画をどのように感じられたかは、皆様にお任せしたいと思いますが、とても奥が深いと感じております。

ひっていいとこやざぁー、ぜひ来てのぉ! 会場であおっさ

(とてもいい所です、ぜひ来てね!会場でお会いしましょう)

福井の秋は観光も楽しめ、美味しいもの満載の時期です。総会開催時はカニ解禁直後の時期でもあり、早めの宿泊予約をお願いいたします。福井県の観光スポットは、世界に誇る福井県立恐竜博物館、曹洞宗大本山永平寺、歴史と苔と静寂の美しい平泉寺白山神社、天空の城越前大野城、断崖絶壁の東尋坊、城下町跡一乗谷朝倉氏遺跡、あわら温泉など数えだしたら切りがございません。ぜひとも、秋の福井を堪能いただければ幸いです。
→福井県公式観光サイト https://www.fuku-e.com/

\\ 第66回日本児童青年精神医学会総会 特設サイト 準備中 //
整い次第お知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!