アダプタータンパク質3BP2がプロテアーゼMALT1の機能を調節するメカニズムを解明した論文が採択されました。
C型レクチンdectin-1は、真菌免疫応答に必要なサイトカインの産生を誘導します。プロテアーゼMALT1の活性化やユビキチン化はdectin-1を介するサイトカインの発現に重要であり、本研究は3BP2がMALT1の機能調節に関わる事を明らかにしたものです。本研究の成果が、真菌免疫の分子メカニズム解明につながることが期待されます。
本研究の論文は11月8日付けで米国の科学雑誌Journal of Biological Chemistryに採択され、オンラインで出版されました。